業種別ガイド

ジム・筋トレにおすすめのBGM15選|ジャンル・BPM別の選び方とジム運営者向け導入ガイド【2026年版】

ジム・筋トレにおすすめのBGM15選|ジャンル・BPM別の選び方とジム運営者向け導入ガイド【2026年版】

「いつもの曲ではトレーニングに集中しきれない」「うちのジムで何を流せば客足が伸びるのか分からない」——筋トレ中のBGMは、個人のトレーニング効果と、ジム運営の空間品質の両方を大きく左右します。

この記事の結論はシンプルです。BPM(テンポ)とシーンに合わせて選曲すれば、トレーニングの集中力と継続率が変わります。そしてジムを運営する側なら、個人向け音楽サブスク(Spotify・YouTube Musicなど)の店舗利用は規約違反かつ著作権法違反のリスクがあるため、店舗向けBGMサービス(月額980円〜)の導入が現実解です。

迷ったら、月額980円〜・JASRAC申請不要・7日間無料トライアル付きBGM Pro から試すのが、コスト・著作権・操作性のバランスがよく、もっとも確実です。

この記事でわかること

  • 筋トレ中の音楽がパフォーマンスを変える4つの科学的根拠
  • BPM別(90〜180)×シーン別の最適なBGM選定基準
  • 筋トレに合う音楽ジャンル7選と代表アーティスト
  • 重量トレ・有酸素・クールダウン向けのおすすめBGM15曲(洋楽・邦楽・アニメ)
  • ジムでBGMを流すときの著作権ルールと、月額980円〜から使えるBGMサービス7社の比較

※ 2026年5月時点の公開情報をもとにしています。料金や規約は変動するため、各社の公式サイトで最新情報を必ずご確認ください。


なぜ音楽は筋トレのパフォーマンスを変えるのか|4つの科学的根拠

筋トレ中の音楽が効く4つの科学的根拠

筋トレ中の音楽は、ドーパミン分泌・小脳の活性化・コルチゾール抑制・テンポ同期の4つの経路でトレーニング効果を高めると考えられています。気分の問題ではなく、生理学的に説明できる現象です。

ドーパミン分泌で集中力とやる気を高める

好きな音楽を聴くと、脳内で「ドーパミン」という快楽物質が分泌されやすくなります。ドーパミンは集中力と意欲を司る神経伝達物質で、トレーニング中の「あと1回」を後押しする原動力になります。

特に、自分にとって思い入れのある曲や、サビで気分が高揚する曲は、心拍数の上昇と集中力の持続を引き起こす傾向があります。プレイリストに「勝負曲」を1〜2曲入れておくと、ハードなセットの直前にスイッチを入れやすくなります。

小脳の活性化で運動の精度を上げる(ゾーン状態)

人間の運動を司る小脳は、リズムやテンポに反応して活性化する特徴があります。リズム感のある音楽を聴きながら身体を動かすと、小脳が無意識下でフォームと動作のタイミングを補正してくれます。

これは「ゾーン」と呼ばれる集中状態の正体でもあります。複雑なことを考える大脳の働きが抑制され、運動に必要な小脳が優位になるため、スクワットやデッドリフトのようなフォーム精度が重要な種目で効果を発揮しやすくなります。

コルチゾール抑制で筋肉の分解を防ぐ

激しい筋トレを行うと、ホルモンの一種である「コルチゾール」が分泌されます。コルチゾールは筋肉のタンパク質を分解する作用があり、過剰分泌は筋肥大の妨げになります。

このコルチゾール分泌を抑えるには、緊張をほぐして心身をリラックスさせることが重要です。トレーニング前のウォームアップエリアや、トレーニング後の更衣室・シャワーエリアでローテンポの音楽を流すと、副交感神経が優位になり、コルチゾールの分泌を抑える効果が期待できます。

テンポ同期で動作と呼吸を安定させる

筋トレ中の動作リズムと音楽のテンポ(BPM)が合うと、身体が自然に動きやすくなります。たとえばスクワットやランニングではBPM 130〜150程度が目安で、音楽のリズムに合わせて動くことで、フォームが安定し、疲労感も軽減されやすくなります。

逆に、急にテンポが変わる曲や、無音状態が続くと、動作リズムが乱れて集中が切れる原因になります。プレイリストを組むときは、シーンごとにBPM帯を揃えるのが基本です。


筋トレBGMはBPMで選ぶ|シーン別の最適テンポ早見表

筋トレBGMの選び方で最も重要なのは、BPM 60〜180の範囲でシーンに合わせて使い分けることです。ウォームアップ・重量トレ・有酸素・HIIT・クールダウンの5つの場面で、最適なBPM帯が異なります。

運動と音楽の関係を長年研究するKarageorghisらの報告では、運動強度が上がるほど速いテンポの音楽が好まれる傾向が示されています(出典:Karageorghis et al., Research Quarterly for Exercise and Sport, 2011)。シーンごとにBPMを使い分けるのは、この生理的な傾向にもかなった方法です。

下の早見表は、シーンごとの推奨BPMとジャンル例をまとめたものです。

シーンBPM目安推奨ジャンル例
ウォームアップ90〜110Lo-Fi / Chill / アコースティック
重量トレ(低rep・高重量)100〜130Hard Rock / メタル / 邦ロック
重量トレ(高rep・中重量)130〜150EDM / Hip-Hop
有酸素・LISS120〜140Tropical House / Pop EDM
HIIT・タバタ150〜180Hardstyle / Drum & Bass
クールダウン60〜90Healing / Ambient / ピアノ

ウォームアップは90〜110BPM(心拍を立ち上げる)

ウォームアップの段階では、心拍数を急激に上げる音楽は逆効果になることがあります。Lo-FiやChill系の落ち着いた曲調で、徐々に身体を温めながら集中モードに入ると、本トレーニングのパフォーマンスが安定しやすくなります。

ストレッチや関節モビリティを行うときも、このBPM帯が向いています。

重量トレは100〜150BPM(rep数で使い分け)

低rep・高重量の種目(1〜5レップのスクワット・デッドリフト・ベンチプレスなど)では、BPM 100〜130のHard RockやメタルでMAX重量に挑むテンションを作るのが定番です。

高rep・中重量の種目(8〜15レップのアイソレーション種目など)では、BPM 130〜150のEDMやHip-Hopでリズムを刻むと、レップ数を稼ぎやすくなります。

有酸素・HIITは120〜180BPM(運動強度に合わせる)

トレッドミルやエアロバイクでのLISS(低強度有酸素)はBPM 120〜140程度、HIITやタバタなど高強度インターバルではBPM 150〜180程度が目安です。

HIITでは、20秒の全力運動を後押しするHardstyleやDrum & Bassのような高速ジャンルが向きます。10秒の休息で心拍が落ち着きすぎないテンポ感が、次のセットへの切り替えをスムーズにします。

クールダウンは60〜90BPM(副交感神経を優位に)

クールダウンとストレッチの段階では、BPM 60〜90のHealingやAmbient、ピアノソロなどを使って心拍数を落とします。副交感神経が優位になることで、コルチゾールの分泌を抑え、回復モードへスムーズに移行できます。

ヨガやピラティスのセッション、整体・パーソナルジムのカウンセリング時間にも、このBPM帯が適しています。


筋トレに合うBGM・音楽ジャンル7選|効果と代表アーティスト

筋トレに合うBGMジャンル7選

筋トレに合うBGMジャンルは、EDM・Hip-Hop・Hard Rock・J-POP・K-POP・アニソン・Lo-Fiの7つに大別できます。それぞれBPM帯と向く場面が異なるため、複数ジャンルを組み合わせてプレイリストを構成するのが効果的です。

1. EDM(BPM 120〜140・有酸素〜重量トレ)

EDMは一定のテンポと盛り上がるドロップ(サビ)が特徴で、有酸素運動と相性が良いジャンルです。代表アーティストはAvicii・Martin Garrix・Zedd・David Guettaなど。

「Wake Me Up」「Titanium」「Animals」など、世界中のジムでワークアウトBGMとして定番化している楽曲が多数あります。歌の少ないインストミックスは、重量トレ中の集中を妨げにくいというメリットもあります。

2. Hip-Hop / Trap(BPM 90〜140・重量トレ)

低音の効いたビートとアグレッシブなラップは、高重量に挑む直前のテンションづくりに向きます。代表アーティストはEminem・Drake・Travis Scott・Kendrick Lamarなど。

「Till I Collapse」「Lose Yourself」のような攻撃的なリリックは、メンタル面の追い込みにも効果的です。BPMが幅広いため、ウォームアップから本セットまで対応できます。

3. Hard Rock / Metal(BPM 100〜140・重量トレ)

ロック・メタル系は、低rep・高重量のセットで自分を追い込みたいときの王道ジャンルです。代表アーティストはLinkin Park・Imagine Dragons・Foo Fighters・Metallicaなど。

「Bleed It Out」「Believer」のような疾走感のある曲は、デッドリフトやスクワットのMAXトライ前の儀式として使う人も多くいます。歌詞のメッセージ性が強いのも特徴です。

4. J-POP・邦ロック(BPM 100〜160・全般)

日本人にとって聴き慣れたメロディラインは、感情移入しやすく集中の維持に役立ちます。代表アーティストはB'z・ONE OK ROCK・[Alexandros]・MY FIRST STORYなど。

「ultra soul」「The Beginning」「ワタリドリ」など、サビで一気に盛り上がる楽曲はラスト数レップの後押しに最適です。歌詞の意味が頭に入りやすい分、メンタル面の効果が大きいジャンルでもあります。

5. K-POP(BPM 110〜140・有酸素〜HIIT)

K-POPはダンサブルなリズムと完成度の高いプロダクションで、有酸素やHIITに向きます。代表アーティストはBTS・Stray Kids・SEVENTEEN・BLACKPINKなど。

「MIC Drop」「God's Menu」のようなアップテンポな楽曲は、トレッドミルやステッパーでのリズムキープに役立ちます。海外でもジムBGMとして定着しつつあるジャンルです。

6. アニソン(BPM 120〜180・重量トレ〜HIIT)

アニソンは「最後の追い込み」に強い独特のメロディと展開を持っています。代表アーティストはJAM Project・Linked Horizon・FLOW・MAN WITH A MISSIONなど。

「THE HERO!!」「紅蓮の弓矢」のような壮大な世界観の楽曲は、限界突破したいときの感情のスイッチになります。BPMは比較的高めの曲が多く、HIITやハードなセットに向きます。

7. Lo-Fi / Chillhop(BPM 60〜100・クールダウン)

Lo-FiやChillhopはローファイ音質と落ち着いたビートが特徴で、ウォームアップとクールダウンに向きます。代表アーティストはNujabes・J Dilla・Marconi Unionなど。

「Weightless」のように"世界一リラックスできる曲"と話題になった楽曲もあり、ヨガ・ピラティス・ストレッチエリアのBGMとしても定番です。会話を妨げない音圧なので、パーソナルジムにも向きます


シーン別おすすめBGM15選【洋楽・邦楽・アニメ】

ここからは、トレーニングシーン別におすすめのBGM15曲を紹介します。重量トレ向け5曲・有酸素/HIIT向け5曲・クールダウン/モチベ向け5曲の3カテゴリに分け、それぞれBPMと選定理由を添えています。

重量トレ向け5曲(BPM 85〜140)

1. Bleed It Out / LINKIN PARK(BPM 140・2007年)

エネルギッシュなドラムとリンキン・パークらしい叫びが詰まった疾走感のあるロックチューン。BPM 140前後で重量トレの中盤〜終盤のセットを後押しする曲調です。

歌詞は「血を流せ、限界まで出し切れ」という意味で、最後のレップで自分を追い込みたいときに刺さります。デッドリフトやスクワットのMAX重量トライ前のルーティン曲としても定番です。

2. Till I Collapse / Eminem(BPM 86・2002年)

「倒れるまでやめない」というタイトル通り、ストイックな精神性を持つヒップホップの定番曲。体感テンポはBPM 86と低めですが、重い四つ打ちのキックとEminemのアグレッシブなフロウが、低rep・高重量の種目に強くマッチします。

ベンチプレスの1RMトライや、デッドリフトの最終セット直前など、メンタルを攻撃モードに切り替えたい場面で効果を発揮します。

3. Believer / Imagine Dragons(BPM 125・2017年)

リーダーのダン・レイノルズ自身が筋トレと食事療法で持病を克服したエピソードで知られる楽曲。BPM 125の力強いビートと「信じる」というメッセージが、ハードなトレーニングの精神的支柱になります。

ミュージックビデオにはアクション俳優ドルフ・ラングレンが登場するなど、筋トレ文化との親和性も高い1曲です。

4. The Beginning / ONE OK ROCK(BPM 91・2012年)

映画『るろうに剣心』主題歌として知られる邦ロックの代表曲。体感テンポはBPM 91ながら、ドラムの細かい刻みとサビの「If you say yes〜」の盛り上がりが、トレーニング終盤の追い込みにフィットします。

シリアスでドラマチックなメロディは、大会や試合を控えたトレーニーのモチベーション維持にも向きます。日本語+英語のミックス歌詞で、洋邦どちらの好みにも合う1曲です。

5. REVIVER / MY FIRST STORY(BPM 100・2017年)

「再生」「自己肯定」をテーマにした力強いロックナンバー。体感テンポBPM 100ながらドラムは倍テンポで刻む疾走感あるサウンドが、壁にぶつかったときや自分を奮い立たせたいときに効きます。

スマートフォン向けRPG『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』第3部主題歌として起用された楽曲で、サビの伸びやかなボーカルが「あと1セット」を後押しします。

有酸素・HIIT向け5曲(BPM 120〜170)

6. Wake Me Up / Avicii(BPM 124・2013年)

故Avicii(アヴィーチー)の代表曲で、世界中のジムでワークアウトBGM定番として親しまれています。BPM 124はトレッドミルでのジョギングや、エアロバイクのインターバル走に最適。

アコースティックギターとEDMが融合した独特のサウンドが、長時間の有酸素運動でも飽きずに走り続けられる理由です。

7. Titanium / David Guetta feat. Sia(BPM 126・2011年)

David GuettaとSiaのコラボによる女性ボーカル×EDMアンセム。BPM 126で有酸素エリアのBGMとして安定して使えます。

「I am titanium(私はチタンのように強い)」という歌詞のメッセージが、ランニングマシンやステッパーでの長時間トレーニングのモチベーションになります。HIITの後半で限界突破したいときの背中を押す1曲です。

8. Animals / Martin Garrix(BPM 128・2013年)

オランダのDJ・Martin Garrix(マーティン・ガリックス)が17歳で発表した世界的ヒット。BPM 128のミニマルな構成とドロップが、HIITのワーク区間(20秒間の全力運動)にフィットします。

ボーカルが少なく動物の鳴き声をサンプリングした楽曲なので、トレーニングの集中を妨げにくいのも特徴です。

9. Pump It / Black Eyed Peas(BPM 154・2006年)

「もっと気合いを入れろ」と繰り返し歌われる、ワークアウト定番曲。BPM 154の高速ビートに、ディック・デイル「Misirlou」のサンプリングが効いた中毒性のあるサウンドが特徴です。

タバタ式トレーニング(20秒運動・10秒休憩×8セット)のような高強度インターバルに向きます。ファーギー在籍時のグループ最盛期を代表する1曲です。

10. Good Feeling / Flo Rida(BPM 128・2011年)

ヨーロッパの街角を駆け抜けるMVが印象的なFlo Ridaの代表曲。BPM 128でAviciiの「Levels」をサンプリングしており、ジョギング・縄跳び・ボクササイズなど幅広い有酸素種目に合います。

歌詞の「I got a good, good feeling」のフレーズが、運動中の気分を前向きにキープしてくれます。

クールダウン・モチベ向け5曲(BPM 60〜150)

11. Weightless / Marconi Union(BPM 60・2011年)

英国のMindLab Internationalが2011年に行った研究で、心拍数や脳波の計測から最もリラックス効果が高いと評価された楽曲です。BPM 60は人間の安静時心拍数に近く、聴くだけで副交感神経が優位になる傾向があります。

ストレッチエリア、ヨガレッスン、整体・パーソナルジムのカウンセリング時のBGMとして最適です。コルチゾール抑制と回復を狙うクールダウンには欠かせない1曲。

12. Sunday Morning / Maroon 5(Acoustic ver.・BPM 83・2002年)

軽やかなギターと甘い歌声が特徴のMaroon 5の名曲。BPM 83でクールダウンや初心者向けエリアのウェルカムミュージックに向きます。

ジムの受付エリアや更衣室、休憩スペースのBGMとして使うと、利用者の緊張がほぐれて「また来たい」と思える空間演出になります。

13. ultra soul / B'z(BPM 127・2001年)

日本中のスポーツシーンで使われる定番曲。BPM 127のアップテンポなロックサウンドと、サビの「ウルトラソウル!」の掛け声で、自分を奮い立たせるルーティン曲として根強い人気があります。

トレーニング前の「今日も頑張ろう」というスイッチを入れる導入曲として、また有酸素運動のラストスパートにも向きます。

14. 紅蓮の弓矢 / Linked Horizon(BPM 90・2013年)

アニメ『進撃の巨人』オープニング主題歌。体感テンポはBPM 90ながら倍テンポで畳みかけるシンフォニックロックで、冒頭のドイツ語フレーズから一気にテンションが上がる構成です。

重量級のワークアウトで自分を追い込みたい場面や、ハードなトレーニングで集中したい場面に向きます。壮大な世界観とドラマチックな展開が、パフォーマンスを最大限に引き出します。

15. ワタリドリ / [Alexandros](BPM 135・2015年)

疾走感のある邦ロックの代表曲。BPM 135で有酸素エリア・スタジオレッスン・サーキットトレーニング全般に幅広く対応できます。

サビの突き抜けるような歌唱と、軽快なバンドサウンドが、トレーニング中の気分を一気に前向きに切り替えてくれます。日本人にとって聴き慣れたメロディラインなので、長時間流しても飽きにくいのも利点です。


モチベーションが上がる筋トレ曲の見つけ方

「いつもの曲に飽きてきた」「もっと気分が上がる曲を探したい」というときの、モチベが上がる筋トレ曲の見つけ方を3つの軸で紹介します。BPM・歌詞のメッセージ性・思い入れの3軸を意識すると、自分にとって最強のプレイリストが組み上がります。

軸1: BPM 130〜150で「身体が勝手に動く」曲を探す

モチベが下がりやすい筋トレ中盤に効くのは、BPM 130〜150の身体が勝手にリズムを取れる曲です。スクワットやランニングの動作リズムに自然と同期するため、フォームが安定し疲労感も軽減されます。

Apple Music・Spotify・YouTube Musicなどのストリーミングサービスには「BPM 140 ワークアウト」のような検索タグや、ワークアウト向け公式プレイリストが整備されています。まずはBPM 140前後の楽曲を50曲ほど集めて、自分に刺さる曲を絞り込むのが効率的です。

軸2: 歌詞のメッセージで「最後のひと押し」になる曲を探す

筋トレ終盤の「あと1レップ」を引き出すのは、歌詞のメッセージ性です。「絶対に諦めない」「限界を超える」「立ち上がれ」など、自分に語りかけてくるような楽曲を1〜2曲プレイリストに入れておくと、追い込みセットでスイッチが入ります。

代表例は 「Till I Collapse」(Eminem)「Believer」(Imagine Dragons)「The Beginning」(ONE OK ROCK) などです。日本語の歌詞のほうがメッセージが入りやすい人は、邦ロックやアニソンを軸にしても効果は同じです。

軸3: 思い入れのある曲を「勝負曲」として1〜2曲入れる

過去にうまくいった試合・大会・ベスト記録更新のときに流れていた曲は、脳が「成功体験」として記憶しているため、聴くだけで集中スイッチが入ります。これを「勝負曲」としてプレイリストのMAXトライ直前に配置するのが、上級者の使い方です。

完全に個人的な思い入れの曲でも構いません。重要なのは、自分の脳が「この曲が流れたら本気を出すモード」と覚えていることです。

モチベ系プレイリストの作り方

3軸を満たすプレイリストの作り方は、以下の比率が目安です。

  • BPM 130〜150のアップテンポ曲:6〜7割
  • 歌詞メッセージで攻める曲:2〜3割
  • 個人的な勝負曲:1〜2曲

合計15〜20曲、再生時間60〜90分を1セットにすると、ウォームアップから本セット・有酸素まで途切れずに使えます。


ジム運営者向け|BGMを流す前に知っておく著作権の基本

ここからはジムを運営する方向けに、店舗BGMの著作権・サービスの選び方・導入手順を解説します。

ジム・フィットネス施設で来店客に向けてBGMを流すときは、著作権の処理が完了した楽曲・サービスを使うことが原則です。個人向け音楽サブスクの店舗利用は規約違反かつ著作権法違反のリスクがあるため、店舗向けの方法を選ぶ必要があります。

個人向け音楽サブスク(Spotify・Apple Music・YouTube Music)の店舗利用は規約違反

Spotify・Apple Music・YouTube Musicなどの個人向け音楽サブスクは、利用規約で個人的かつ非営利目的の利用のみに限定されています。ジムの来店客に向けて再生する行為は、利用規約に違反します。

利用規約に記載されている通り、Spotifyは個人および非営利目的でのみ使用できます。つまり、バー、レストラン、学校、店舗、サロン、ダンススタジオ、ラジオ局などの事業所で、公にSpotifyを放送または再生することはできません。 (出典:Spotify公式サポート

加えて、著作権のある楽曲を無許諾で店舗(公衆)に対して再生する行為は、著作権法上の演奏権侵害にあたる可能性があります。規約違反かつ著作権法違反のリスクが二重に発生する状態です。

Spotify・YouTube店舗BGMの違法性 関連記事 Spotifyの商用利用と店舗でYouTubeを流す方法|違法になる理由と合法的なBGM導入法【2026年版】 店舗でSpotifyやYouTubeを流すのは違法? 個人向け音楽サブスク6社の店舗利用可否、違反時の罰則と訴訟事例、合法的に店舗BGMを流す方法を、公式利用規約の原文を引用しながら徹底解説します【2026年版】。 2026/04/26

ジムでBGMを流す合法的な方法は4つ

方法著作権処理コスト目安おすすめ度
個人向けサブスク(Spotify等)NG(規約違反)月額980円〜NG
市販CD・レコードを店舗で流す演奏権の許諾が必要JASRAC使用料別途条件付き
JASRACに個別申請して使用料を支払う自分で申請月額数千円〜条件付き
店舗向けBGMサービスを契約サービス側で処理済み月額980円〜おすすめ

最も実務的なのは、店舗向けBGMサービスの契約です。月額980円〜から使えるサービスがあり、著作権処理・楽曲提供・端末操作のすべてがまとまっているため、ジム運営者が自分でJASRACに申請する必要がありません。

JASRAC「軽体育施設」の使用料カテゴリ

ジム・フィットネス施設でJASRAC管理楽曲を流す場合、JASRACの「軽体育施設」カテゴリの使用料が適用されます。床面積によって月額使用料が変動する仕組みで、500m²以下の施設で月額数千円〜が目安です。

ただし、NexTone管理楽曲は別途確認が必要なほか、洋楽の一部はJASRAC管理外のことがあります。著作権処理済みの店舗向けBGMサービスを使えば、こうした個別判断は不要になります。

店内BGMの著作権完全ガイド 関連記事 店内BGMの著作権完全ガイド|商用利用OKな5つの方法とJASRAC申請不要のおすすめ店舗BGMサービス【2026年版】 店内BGMに著作権が発生する理由・違法になる4パターン・合法に流す5つの方法・JASRAC申請と使用料・違反時の罰金・JASRAC申請不要のおすすめ店舗BGMサービスまで、店舗オーナー向けに網羅解説します【2026年版】。 2026/04/22

ジム種別×フロア別×時間帯のBGM選定ガイド

ジム種別BGM選定ガイド

ジム向けBGMの選定は、ジム種別×フロア別×時間帯の3次元で考えると、利用者の満足度と滞在時間を最大化できます。ここでは代表的な4ジム種別ごとに、フロア・時間帯別のおすすめBGMを整理します。

24時間ジム(無人運営型)

24時間ジムは無人運営のため、時間帯ごとに自動切替できるサービスが向きます。

  • 早朝(5〜9時): BPM 100〜120のLo-Fi・アコースティック系で出勤前の利用者を後押し
  • 昼間(9〜17時): BPM 120〜140のEDM・Pop系で日常の通常運転
  • 夕方〜夜(17〜22時): BPM 130〜150のHip-Hop・邦ロックで仕事後のテンション切替
  • 深夜(22時〜翌5時): BPM 110〜130に音量控えめで、夜勤明けや夜型利用者向け

タイムスケジュール機能のある店舗向けBGMサービスを選ぶと、自動切替で運用負担がゼロになります。

パーソナルジム

少人数・会話多めのパーソナルジムでは、トレーナーと利用者の会話を妨げないBPMと音量設定が重要です。

  • カウンセリングエリア: BPM 60〜90のヒーリング・ピアノで安心感
  • トレーニングエリア: BPM 110〜130の控えめなEDM・Lo-Fiで集中を促す
  • クールダウン・シャワー: BPM 60〜90のAmbient系で副交感神経を優位に

歌詞のないインスト中心の選曲が、会話と集中の両立に向きます。

大型フィットネスクラブ

複数フロアを持つフィットネスクラブでは、エリアごとにBGMの音響設計を変えるのが基本です。

  • 受付・エントランス: BPM 90〜110のラウンジ・Chillで上品な第一印象
  • フリーウエイトエリア: BPM 120〜140のHip-Hop・Hard Rockで重量トレ向け
  • 有酸素エリア: BPM 130〜150のEDM・Tropical Houseでリズムキープ
  • スタジオ(エアロ・ダンス系グループレッスン): BPM 125〜135の4つ打ちポップEDM(個人の高強度HIITは150〜180が目安)
  • ヨガ・ピラティススタジオ: BPM 60〜90のチル系アンビエント
  • 更衣室・パウダールーム: BPM 80〜110のラウンジ・アコースティック

複数フロアの一括管理機能があるサービスを選ぶと、本部から各エリアの曲調を一元管理できます。

ヨガ・ピラティススタジオ

ヨガ・ピラティスは呼吸と動作の同期が重要なため、BPM 60〜90のヒーリング系を軸にします。

  • レッスン中: 環境音をミックスしたアンビエント、ピアノソロ、自然音
  • 冥想・シャバーサナ: 完全な静寂またはBPM 50以下のドローン系
  • 退出導線: BPM 90〜110のChill・Lo-Fiで日常モードへ戻す

ヨガスタジオは生演奏インスト系のサービス(BGMC Stationなど)との相性も良好です。


ジム向けBGMサービス7選比較表【2026年5月版】

2026年5月時点でジム・フィットネス施設向けに使える店舗BGMサービスは、BGM Pro・モンスター・チャンネル・OTORAKU・USEN MUSIC・FaRao PRO・BGMC Station・スターデジオの7社です。これら7社の最新スペックを、料金・対応端末・無料トライアルの早見表で比較します。

サービス月額(税込/税抜)初期費用業種別プレイリスト対応端末無料トライアル
BGM Pro980円〜(税込)0円ありiOS / Android / Fire / PCブラウザ7日間(カード不要)
モンスター・チャンネル1,880円〜(税抜)0円あり(ワークアウト/ヨガ系あり)iOS / Android / Fire / PC14日間
OTORAKU3,280円〜(税抜・3年割)3,000円(キャンペーン無料)ありiOS / Android / タブレット当月無料
USEN MUSIC6,000円〜(税抜)3,000円〜(税抜)あり専用タブレット要問い合わせ
FaRao PRO3,000円〜(税別)要問い合わせありiPad / 光BOX+14日間
BGMC Station1,078円〜(税込)0円なし(生演奏インスト)iOS / Android / Fire / PCブラウザ14日間
スターデジオ5,300円〜(税抜)0円なし(110ch放送)専用タブレット / フレッツ光なし

※ 価格は2026年5月時点の各社公式情報。最新の詳細は各社公式サイトで必ずご確認ください。

1. BGM Pro — 業態別プレイリストとJASRAC不要が魅力

BGM Pro 公式サイト

最安プラン(税込)月額 980円〜初期費用0円
業種別プレイリストあり(ジム/フィットネス系あり)ジャンルオールジャンル
対応端末iOS / Android / Fire / PCブラウザ無料トライアル7日間(カード不要)

BGM Pro は、株式会社Easyが運営する月額980円〜(2年プラン・税込)・初期費用0円・7日間無料トライアル(カード登録不要)付きの店舗向けBGMアプリです。自社著作権楽曲のみを配信しているためJASRAC・NexTone申請が不要で、業態を選ぶだけで雰囲気に合ったBGMが流れる業態別プレイリストを備えています。

ジム・フィットネス施設向けにも対応しており、EDM・Hip-Hop・邦ロック・ヒーリングなど幅広いジャンルから選曲できます。アプリのバックグラウンド再生・自動ループ再生に対応しているため、朝に再生ボタンを押せば閉店まで音楽が途切れません。iOS・Android・FireOS・PCブラウザに対応し、どの端末からでも操作可能。複数店舗の一括契約にも対応しています。

料金プランは月額1,980円・1年プラン1,480円/月・2年プラン980円/月の3種類。最安帯のひとつのため、24時間ジムやパーソナルジムなど、コストと操作の手軽さを重視するジム運営者に最適です。

BGM Pro 公式サイト

2. モンスター・チャンネル — ジム向けチャンネル充実

モンスター・チャンネル 公式サイト

最安プラン(税抜)月額 1,880円〜初期費用0円
業種別プレイリストあり(ワークアウト/ヨガ系あり)ジャンル500万曲・1,000以上のチャンネル
対応端末iOS / Android / Fire / PC無料トライアル14日間

モンスター・チャンネルは、世界中から500万曲を厳選した1,000以上のチャンネルを持つ店舗BGMサービスです。「気分爽快ワークアウトミュージック」「ポップダンスヒッツ」「ヨガ」「デイタイム」など、ジム特化のチャンネルが用意されており、フィットネスクラブやスタジオ運営に向きます。

料金は月額1,880円〜(税抜)、初期費用0円。14日間の無料トライアルあり。タイムスケジュール機能で朝・昼・夜の切り替えを自動化できるため、24時間ジムにも適しています。

モンスター・チャンネル 公式サイト

3. OTORAKU — USEN系・1,500万曲

OTORAKU 公式サイト

最安プラン(税抜)月額 3,280円〜(3年割)初期費用3,000円(キャンペーン時無料)
業種別プレイリストありジャンル1,500万曲・600以上のプレイリスト
対応端末iOS / Android / タブレット無料トライアル最大31日間(当月無料)

OTORAKUは、株式会社USENが運営する店舗BGMアプリです。1,500万曲以上の楽曲数と600以上のプリセットプレイリストが強みで、選曲の自由度が高いのが特徴。

料金は通常プラン4,080円/月(税抜)、2年割3,680円、3年割3,280円。初期費用は3,000円(キャンペーン時無料)。最大31日間の無料トライアル(当月無料)あり。複数店舗の一括管理機能があり、チェーン展開するフィットネスクラブにも対応します。

OTORAKU 公式サイト

4. USEN MUSIC — AI自動選曲・24時間365日サポート

USEN MUSIC 公式サイト

最安プラン(税抜)月額 6,000円〜プランUSEN MUSIC基本プラン
業種別プレイリストありジャンルオールジャンル
対応端末専用タブレット無料トライアル要問い合わせ

USEN MUSICは、有線放送大手の株式会社USENが提供する法人向けBGMサービスです。店舗条件・時間帯・天候・来客情報をAIが学習して自動選曲する機能で、運営側の選曲負担をゼロにできます。

提供形式は専用8インチタブレット+アンプ+スピーカーのセットで、USENが設置工事を行います。料金は月額6,000円〜(税抜)、初期費用はSIM発行手数料3,000円〜。24時間365日の電話サポート・全国エンジニアの設置体制があり、大規模フィットネスクラブやチェーン展開に向きます。

USEN MUSIC 公式

USEN店舗BGM料金比較 関連記事 店舗BGMはUSENだけじゃない?USENの料金とおすすめ代替サービス【2026年版】 USEN店舗BGMの料金プラン(OTORAKU・USEN MUSIC・USEN MUSIC Entertainment)を最新の公式情報で徹底解説。月額・初期費用・オプション料金の早見表と、月額980円〜から使えるUSEN以外のおすすめ代替店舗BGMサービス6社を店舗オーナー向けに比較します【2026年版】。 2026/04/24

5. FaRao PRO — 多店舗一括管理に強い

FaRao PRO 公式サイト

最安プラン(税別)月額 3,000円〜初期費用要問い合わせ
業種別プレイリストありジャンル500以上のチャンネル
対応端末iPad / 光BOX+無料トライアル14日間

FaRao PROは、日本コロムビア株式会社が運営する店舗BGMサービスです。500以上のチャンネルを擁し、タイマー(時間帯別自動切替)・館内アナウンス挿入・センター管理(本部から複数店舗の設定制御)といったチェーン運営に向く機能が特徴です。

料金は月額3,000円〜(税別)、14日間の無料トライアルあり。iPadアプリ版とテレビに繋ぐ光BOX+版の2形態。多店舗展開するフィットネスチェーンに向く設計で、本部から複数ジムの音楽方針を一元管理できます。

FaRao PRO 公式サイト

6. BGMC Station — 生演奏インスト中心・ヨガに最適

BGMC Station 公式サイト

最安プラン(税込)月額 1,078円〜初期費用0円
業種別プレイリストなし(ジャンル別チャンネル)ジャンル全曲生演奏インストゥルメンタル
対応端末iOS / Android / Fire / PCブラウザ無料トライアル14日間

BGMC Stationは、全曲が生演奏インストゥルメンタルという独自路線のBGMサービスです。ピアノソロ、室内楽、アコースティックギター中心のラインナップで、ヨガ・ピラティス・パーソナルジムのクールダウンエリアとの相性が抜群です。

料金は月額1,078円〜(税込)、初期費用0円。14日間の無料トライアルあり。自社著作権楽曲のみを配信しているため、JASRAC・NexTone申請は不要。

逆に筋トレエリアや有酸素エリアには曲調が向かないため、ヨガスタジオ・ピラティススタジオ・整体併設ジムでの導入が向きます。

BGMC Station 公式サイト

7. スターデジオ — 第一興商系・110チャンネルの放送型

スターデジオ 公式サイト

最安プラン(税抜)月額 5,300円〜初期費用0円
業種別プレイリストなし(110チャンネル放送)ジャンルJ-POP/洋楽/ジャズ/K-POP等110ch
対応端末専用タブレット / フレッツ光無料トライアルなし

スターデジオは、カラオケDAMを運営する株式会社第一興商の業務用BGMサービスです。110チャンネルの専門編成で、J-POP・洋楽・ジャズ・クラシック・K-POPなど幅広いジャンルをカバー。ダンス・ワークアウト系のアップテンポなチャンネルもあり、ジムの有酸素エリアやスタジオに使えます。

料金は月額5,300円〜(税抜)(配信サービス4,500円+専用受信端末レンタル800円)で、公式は料金非公開・代理店公開情報による参考値です。チャンネルを選ぶだけで選曲の手間がかからない放送型のため、選曲を運営側で管理したくないジムに向きます。ただし無料トライアルがない点には注意が必要です。

スターデジオ 公式サイト

格安店舗BGMアプリおすすめ7選 関連記事 【格安】店舗BGMアプリおすすめ7選|全部使って料金・機能・評判を徹底比較【2026年版】 格安の店舗BGMアプリ7社(商用利用OK)を実際に使って徹底比較。料金・機能・楽曲数・操作性・評判・年間コスト・業種別おすすめを完全解説。著作権ルールと選び方のチェックポイント、導入ステップも紹介【2026年版】。 2026/04/16

失敗しないジムBGM導入5ステップ

ジムBGM導入5ステップ

ジムにBGMを導入するときは、以下の5ステップで進めると失敗が少なくなります。

STEP 1:目的とエリア設計

「集中を促したい筋トレエリア」「リラックスさせたい更衣室」「テンションを上げたい有酸素エリア」など、エリアごとに目的を明確化します。広いジムなら3〜5エリア、小規模ジムなら2エリア程度に分けるのが現実的です。

STEP 2:必要なジャンルとBPM帯の決定

各エリアでどのBPM帯・どのジャンルを流すかを決めます。本記事のBPM早見表とジャンル7選を参考に、エリアごとに2〜3ジャンルを組み合わせてプレイリストを設計します。

STEP 3:店舗向けBGMサービスの無料トライアル比較

候補3〜4社に絞り、無料トライアルで実機操作・楽曲ラインナップ・音質・アプリ操作性を比較します。最安帯で7日間カード不要のBGM Proから始めるのが効率的です。

STEP 4:機材(スピーカー・端末)の選定

エリアごとに必要な音量・音響を満たすスピーカーと、再生端末(iPad・PC・スマホ)を準備します。広いエリアでは複数スピーカー+アンプ構成が必要になることもあります。

STEP 5:著作権処理の最終確認

導入するBGMサービスがJASRAC・NexTone管理楽曲をカバーしているか、または自社著作権楽曲のみで構成されているかを確認します。サービス契約後は基本的に運営側の追加手続きは不要ですが、契約書類は保管しておきましょう。


よくある質問(ジム運営者向け)

Q1:個人のSpotifyやApple Musicをジムで流しても大丈夫?

これらの個人向けサブスクは、利用規約で個人・非営利目的の利用に限定されています。ジムで来店客に向けて流す行為は規約違反であり、著作権法違反のリスクもあります。店舗向けBGMサービス(月額980円〜)の契約が必要です。

Q2:BGMの音量はどれくらいが適切?

エリアごとに目安が異なります。筋トレエリアは60〜70dB(会話可能な範囲)、有酸素エリアは65〜75dB、受付や更衣室は50〜60dB(控えめ)が一般的な目安です。利用者が大声を出さずに会話できるレベルを維持するのが基本です。

Q3:BGMなしの「無音ジム」でも問題ない?

ジムによっては「集中できる」と無音を歓迎する利用者もいます。ただし、機材音・話し声・呼吸音だけの空間は緊張感が出やすく、新規客の離脱要因になることが多いため、控えめなBGMを流す方が滞在時間が伸びる傾向があります。

Q4:スタッフの好みでBGMを変えていい?

利用者のニーズと乖離するリスクがあるため、運営側でガイドラインを決めるのが望ましいです。エリアごとのBPM帯・ジャンルを基準として明文化し、スタッフが選曲する範囲を限定すると、ブランドイメージのブレを防げます。

Q5:フリー音源だけで運営できる?

技術的には可能ですが、楽曲数・音質・ジャンルの幅で限界があります。フリー音源は商用利用条件の確認が必要なほか、利用者から見ても「いつも同じ曲」と感じられやすく、満足度が下がる傾向があります。月額980円〜の店舗向けBGMサービスのほうが、コストパフォーマンス・運営負担の両面で現実的です。

Q6:BGMにクレームが入ったらどうすべき?

エリアごとのBPM・ジャンル・音量を見直すのが基本です。特定の利用者からのクレームが続く場合は、その人の利用時間帯のBGMを調整する、もしくはエリアを分けるなどの対応が考えられます。複数チャンネルを使い分けられるサービスを選んでおくと、こうした調整がしやすくなります。


まとめ|BGMはトレーニングを変え、ジムを変える

筋トレ・ジムのBGMは、個人のパフォーマンスと、ジム運営の空間品質の両方を変える「無言のコーチ」です。

個人の方は、BPMとシーンを意識してプレイリストを設計しましょう。ウォームアップは90〜110BPM、重量トレは100〜150BPM、有酸素・HIITは120〜180BPM、クールダウンは60〜90BPMが基本です。本記事のおすすめ15曲とジャンル7選を参考に、自分だけの「勝負プレイリスト」を組み上げてください。

ジム運営者の方は、個人向けサブスクの店舗利用は規約違反かつ著作権法違反のリスクがあるため、月額980円〜の店舗向けBGMサービスの導入が現実解です。コスト重視ならBGM Pro(月額980円〜・JASRAC不要)、ジム特化チャンネル重視ならモンスター・チャンネルが第一候補になります。

BGMはトレーニング効果を高め、利用者の「また来たい」を引き出します。今日から選曲を見直して、トレーニングとジムを音から進化させましょう。

BGM Proのプロフィール写真

この記事の著者

BGM Pro

マガジン編集部

店舗BGMアプリ「BGM Pro」を運営する店舗音楽の専門家。飲食店・美容室・サロン・ホテル・クリニックなど全業種に最適な店舗向けBGMの制作・選定に累計3,000曲以上携わってきました。マガジンでは、著作権・業種別の選曲ノウハウ・店舗の雰囲気づくりなど、現場で役立つ情報の企画・執筆・監修を担当しています。