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美容室・サロンBGM完全ガイド|雰囲気別おすすめジャンル・著作権・サービス比較【2026年4月版】

美容室・サロンBGM完全ガイド|雰囲気別おすすめジャンル・著作権・サービス比較【2026年4月版】

「美容室・美容院のBGMって、みんなどうしてる?」「YouTubeやSpotifyを店内で流すと違法って本当?」「ジャズ、ヒーリング、ボサノバ……結局、どのジャンルがうちのサロンに合うの?」

オーナーや店長が一度は迷う、サロンBGMの問題。

結論からお伝えすると、美容室・サロンBGMで失敗しないためには、雰囲気に合ったジャンル選定と、著作権処理済みの店舗向けBGMサービスを使うことの2つが必須です。個人向けの音楽配信サブスク(Spotify・Apple Music・YouTube Music・Amazon Music)を店舗で流すのは、利用規約違反であり、著作権法上の違反にあたる可能性もあります。

迷ったら、月額980円〜・JASRAC申請不要・7日間無料トライアル付きBGM Pro から試すのが、コスト・著作権・操作のしやすさのバランスがよく、もっとも確実です。

※ この記事は2026年4月時点の公開情報をもとにしています。料金・プランは変更される可能性があるため、契約前に必ず各社公式サイトで最新情報を確認してください。


この記事の結論:美容室・サロンBGMで失敗しない4つのポイント

美容室・サロンBGMで失敗しないためのポイントは、次の4つに集約されます。

  1. 雰囲気とコンセプトに合ったジャンルを選ぶ — 落ち着いた高級店ならジャズやクラシック、若者向けのカジュアル店ならポップスやR&B、リラクゼーション重視ならヒーリングと、お店のターゲット顧客と空間の方向性に合わせる
  2. 著作権処理されたサービスを使う — 個人向けのSpotifyやApple Music、YouTubeの店舗利用は規約違反かつ著作権法違反のリスクがあるため、JASRAC・NexTone手続きを代行する店舗向けサービスを選ぶ
  3. 業態(美容室/ヘアサロン/ネイル/まつエク/エステ/理容室)で選曲を変える — 同じ「サロン」でも、施術内容や滞在時間、客層によって最適なジャンルは異なる
  4. 月額コストを抑えつつ業務に支障のないアプリを選ぶ — 月額1,000〜3,000円台で、バックグラウンド再生や自動ループに対応したサービスが現実的

迷ったら、業態別プレイリストとJASRAC申請不要の自社著作権楽曲を月額980円から提供している BGM Pro から試すのが、コスト・著作権・操作のしやすさのバランスがよく確実です。


なぜ美容室・サロンにBGMが必要か|売上・満足度・スタッフ視点

美容室・サロンにBGMを流す効果は、お客様のリラックス、施術満足度の向上、スタッフのモチベーション向上、ブランド差別化の4つに整理できます。無音の店内は静寂が緊張感を生み、施術中の沈黙が気まずさにつながります。BGMがあるだけで、この空気が大きく変わります。

顧客のリラックスと施術満足度を高める

シャンプー台で髪を洗ってもらう時間、カラー剤を放置している時間、ネイルの硬化を待つ時間。施術には「お客様が会話なく過ごす時間」がたくさんあります。

無音だと耳が周囲の細かい音(ハサミの金属音、隣の席の会話、外の車の音)を拾い、緊張がほぐれません。心地よいBGMが流れていれば、これらの雑音をマスキングし、自然とリラックスできます

特にリラクゼーションメニュー(ヘッドスパ、まつエク、エステ)では、BGMの有無が施術の満足度に直結します。

待ち時間・施術中の沈黙の気まずさを解消する

カット中の会話が途切れたとき、スタイリストとお客様の双方が「何か話さなければ」と感じる気まずい沈黙は、誰しも経験があるはずです。

BGMが流れていれば、沈黙そのものが「気まずいもの」ではなく「BGMを楽しむ静かな時間」に変わります。スタイリストは無理に話題を探さなくてよくなり、お客様も会話を強要されている感覚から解放されます。

スタッフのモチベーションと接客しやすさが上がる

BGMはお客様だけでなく、スタッフのコンディションも整えます。スタッフは1日8時間以上、店内で過ごします。無音の空間で長時間働くと、緊張が解けず疲労が蓄積しやすくなります。

朝の開店時に明るめのポップスを流せば、スタッフ全員のテンションが上がり、接客の声のトーンも自然に明るくなります。夜の閉店前に落ち着いたジャズやピアノを流せば、ラストのお客様にゆったり過ごしてもらえます。

お店のコンセプトを音で伝えて差別化する

「うちは大人の女性のための隠れ家サロン」「家族で気軽に来られるカジュアル美容室」「韓国っぽいトレンド感のあるヘアサロン」。お店のコンセプトは、内装やスタッフの服装だけでなく、流れている音楽でも伝わります。

近年、美容室の集客はInstagramや口コミが中心。お客様が店内でリールを撮影したとき、背後に流れているBGMが店の雰囲気を増幅させる役割を果たします。BGM選定は、SNS時代のサロン経営における「もうひとつのブランディング」です。

心理学的効果|「1/fのゆらぎ」と空間演出

BGMには「イメージ誘導効果」と呼ばれる心理学的な作用があります。アップテンポなポップスを流せば店内は明るく親しみやすい印象に、スローテンポのジャズを流せば落ち着いた大人の空間に、というように、音楽はお客様の感じ方を方向づけます。

特にヒーリングミュージックには、自然界の音と同じ「1/fのゆらぎ」と呼ばれる規則性のないリズムが含まれているとされ、聴く人の心拍や呼吸を落ち着ける効果が指摘されています。シャンプー台やまつエクなど、お客様が目を閉じている時間が長いシーンでは、こうした音の特性が体感的なリラックスにつながります。


美容室・サロンでBGMを流す4つの方法とOK・NG比較

美容室・サロンでBGMを流す方法は、大きく4つに分けられます。それぞれの方法に合法性・コスト・操作性の違いがあり、結論から言えば「店舗向けBGMサブスクアプリ」または「USEN(有線放送)」が最も安全で実用的です。

方法月額コスト目安著作権操作性評価
個人向け音楽サブスク(Spotify、YouTubeなど)無料〜1,580円規約違反・違法リスクNG
地上波ラジオ無料OK(局が支払い済み)△(広告あり)
USEN(有線放送)3,000〜6,000円OK(処理済み)OK
店舗向けBGMサブスクアプリ980〜3,000円OK(処理済み)最適

1. 個人向け音楽サブスク(Spotify、YouTubeなど)→ NG

Spotify、Apple Music、YouTube Music、Amazon Musicなどの個人向け音楽配信サブスク、およびYouTube動画を店舗で流すのは、各サービスの利用規約で明確に禁止されています。

利用規約に記載されている通り、Spotifyは個人および非営利目的でのみ使用できます。つまり、バー、レストラン、学校、店舗、サロン、ダンススタジオ、ラジオ局などの事業所で、公にSpotifyを放送または再生することはできません。 (出典:Spotify公式サポート

「美容室BGM」「サロン用BGM」と検索すれば、YouTubeに無料で長時間流せるプレイリストが多数見つかりますが、YouTubeも利用規約でストリーミングの商用利用を明確に禁止しています。

不特定または多数の人のために、本サービスの動画を上映したり、音楽をストリーミングしたりすることはできません。 (出典:YouTube利用規約

Apple Music、YouTube Music、Amazon Musicも同様に「個人利用に限定」しています。これらを店舗で流す行為はサービスの利用規約違反であり、同時に著作権法上の違反にあたる可能性があります。

「個人で月額契約しているから問題ないのでは?」という誤解は多いですが、契約者個人ではなく「店舗(公衆)に音楽を聞かせる行為」が問題視されるため、個人契約では解決しません。無料で便利でも、店舗BGMとして常用するのは規約違反となり、著作権者からの請求リスクがあります。

2. 地上波ラジオ → △

地上波のFM・AMラジオは、放送局がJASRACなどに著作権使用料を支払って配信しているため、店内で受信機を使って流すこと自体は法的に問題ありません。費用も無料です。

ただし、デメリットも明確です。

  • ジャンルや曲を選べない(番組編成に依存)
  • CMが頻繁に流れる
  • パーソナリティのトークが施術中の集中を妨げることがある

「とりあえずBGMがあればいい」レベルなら使えますが、お店のコンセプト演出やリラックス重視のサロンには向きません。

3. USEN(有線放送)→ OK

USENに代表される有線放送は、店舗BGMの定番です。専用のチューナー機器を設置し、ジャンル別の多数のチャンネルから選んで流す形式です。

  • 月額3,000〜6,000円程度(プランや業態で変動)
  • JASRAC等の著作権処理済み
  • 1,000以上のチャンネル
  • 24時間365日サポート
  • AI自動選曲(業態・時間帯・天候を考慮)

専用機器の設置工事が必要な場合があり、解約時の機器返却もあります。コストはやや高めですが、安定運用と手厚いサポートを求める法人向けには確かな選択肢です。

4. 店舗向けBGMサブスクアプリ(BGM Pro・モンスター・OTORAKU等)→ 最適

店舗向けBGMアプリは、有線放送の代替として急成長している選択肢です。

  • 月額980〜3,000円台と有線の半額以下
  • スマホ・タブレット・PCにアプリをダウンロードするだけ
  • 設置工事・専用機器不要
  • JASRAC・NexTone処理済み
  • 業態別プレイリスト・自動ループ・スケジュール機能

特に、店舗BGM専用に作られた BGM Pro は、月額980円から(2年プラン・税込)と最安帯で、美容室・サロン・カフェ・クリニックなど業態別のプレイリストを選ぶだけで雰囲気に合った楽曲が流れる仕組みになっており、初めて店舗BGMを導入するオーナーにも扱いやすい構成です。

Spotify・YouTube店舗利用は違法? 関連記事 Spotifyの商用利用と店舗でYouTubeを流す方法|違法になる理由と合法的なBGM導入法【2026年版】 店舗でSpotifyやYouTubeを流すのは違法? 個人向け音楽サブスク6社(Spotify・Apple Music・Amazon Music・YouTube Music・AWA・LINE MUSIC)の店舗利用可否、違反時の罰則と訴訟事例、合法的に店舗BGMを流す方法を、Spotify公式・YouTube公式の利用規約原文を引用しながら徹底解説します【2026年版】。 2026/04/26

美容室・サロンの著作権の基本|JASRAC・NexToneの仕組み

美容室・サロンの著作権の流れ

美容室・サロンでBGMを流す際の著作権ルールは、結論から言えば「店舗で楽曲を再生する行為は著作権法上の『公衆への伝達』にあたり、原則として著作権者の許諾と使用料の支払いが必要」です。

ただし、JASRAC・NexToneと包括契約を結んでいる店舗向けBGMサービスを使えば、利用者側で個別の手続き・支払いをする必要はありません。

店舗BGMは「公衆への伝達」にあたり著作権の許諾が必要

著作権法では、不特定多数の人を対象に楽曲を演奏・再生する行為は「公衆への伝達」とされ、著作権者(作詞・作曲・編曲者)と著作隣接権者(実演家・レコード会社)の許諾が必要となります。

カフェ、レストラン、アパレルショップ、美容室、ホテルといった商業施設は、まさしくこの「公衆」に対してサービスを提供する場です。したがって、店内でBGMを流す行為は、法律上「著作物を公に演奏している」ことになり、原則として著作権者の許諾が必要となるのです。 (出典:特許権・著作権収益化研究所(IP RICH)

許諾を得る方法は、楽曲ごとに権利者に直接交渉するのが本来のルールですが、現実には不可能なので、JASRAC・NexToneなどの著作権管理事業者と包括契約を結ぶのが一般的です。

JASRACの面積別年間使用料の目安

JASRACの店舗BGM使用料は、店舗面積に応じた区分で年額が決まる仕組みです。500㎡以下の小規模店舗の場合、年額6,000円程度が目安となるケースが多いとされています。

ただし、この金額はあくまでJASRAC管理楽曲のみが対象で、NexTone管理楽曲や著作隣接権(レコード会社等の権利)は別の手続き・支払いが必要です。CDを買って店舗で流す場合、JASRACに払えば全部解決するわけではない点に注意が必要です。

最新の使用料規定は、契約前に必ずJASRAC公式サイトで確認してください。

JASRAC使用料を払えば「全曲」流せるわけではない

「JASRAC使用料を払えば、お店でCDも自分のスマホの音楽も流し放題」と誤解されているケースがありますが、実際は違います。

JASRAC・NexToneが管理しているのは「著作権」(作詞・作曲)であり、CDやサブスク音源を再生するときに必要なもう一つの権利「著作隣接権」(レコード会社・歌手の演奏権)は別管轄です。

CDの場合、市販されている楽曲のほとんどはレコード会社が著作隣接権を持っており、店舗BGMとして使うには別途許諾が必要です。実務上は、JASRAC・NexTone・著作隣接権の三者をすべてクリアした「店舗BGMサービス」を使うのが、もっとも確実で手間が少ない方法になります。

著作権処理済みのBGMサービスを使えば申請・支払いは不要

店舗BGMサービス(BGM Pro、モンスター・チャンネル、OTORAKU、USEN MUSIC、FaRao PRO、スターデジオ等)は、JASRAC・NexTone・レコード会社との契約をサービス側で済ませています。利用者は月額料金を払うだけで、追加の申請や支払いは不要です。

  • BGM Pro:自社著作権楽曲のみ配信のため、JASRAC申請も不要
  • モンスター・チャンネル:JASRAC許諾番号 9010157005Y90190 / NexTone ID000002474
  • OTORAKU:JASRAC 9005801052Y90190 / NexTone ID000000635 / RIAJエルマーク

このように、著作権処理が完了しているサービスを使えば、煩雑な手続きやJASRAC・NexToneへの直接支払いは発生しません。

罰則|無許諾で楽曲を流すと懲役・罰金のリスク

著作権法上、無許諾で楽曲を店舗で再生し続けた場合、最大10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金(併科される可能性もあり)が科される可能性があります。法人の場合、最大3億円以下の罰金が科せられるケースも条文上想定されています。

実際の摘発事例は多くありませんが、JASRACが店舗を提訴した事例は過去にも複数あり、損害賠償額として数百万円が認められたケースが報じられています。

「うちみたいな小さな美容室は大丈夫だろう」という油断が、ある日のJASRAC調査員の来訪で大きなトラブルにつながるリスクは、ゼロではありません。

訴訟事例|JASRAC vs サロン

過去には、JASRACが個人経営の小規模店舗(飲食店・ダンス教室・美容室・カラオケ店)に対して、無許諾の楽曲使用を理由に提訴した事例があります。多くは数百万円規模の損害賠償が認められた判決となり、店舗側は廃業に追い込まれたケースもあります。

訴訟リスクを完全に避けるには、月額1,000円台から導入できる店舗向けBGMサービスを使うのが、コスト的にも合理的な選択です。

店内BGMの著作権完全ガイド 関連記事 店内BGMの著作権完全ガイド|商用利用OKな5つの方法とJASRAC申請不要のおすすめ店舗BGMサービス【2026年版】 店内BGMに著作権が発生する理由・違法になる4パターン・合法に流す5つの方法・JASRAC申請と使用料・違反時の罰金・業種別ルール・JASRAC申請不要のおすすめ店舗BGMサービス3社まで、店舗オーナー向けに網羅解説します【2026年版】。 2026/04/22

雰囲気・コンセプト別おすすめジャンル7選

美容室・サロンに合うBGMジャンルは、お店の雰囲気とターゲット顧客層によって変わります。ここでは、雰囲気別に7つのジャンルを整理しました。

雰囲気・コンセプトおすすめジャンル向く店舗例
落ち着き・リラックスヒーリングミュージックエステ・ネイル・まつエク・ヘッドスパ
おしゃれ・洗練ジャズ/ボサノバ大人の隠れ家サロン・カフェ風美容室
カジュアル・親しみやすいポップス(インスト中心)ファミリー向け美容室・カット専門店
スタイリッシュ・モダンエレクトロ/ハウスデザイナーズ系サロン・トレンド系美容室
高級感・上質クラシック/ピアノソロ高級美容室・サロン・スパリゾート
トレンド感・若い客層洋楽R&B/K-POP若者向けヘアサロン・トレンド系ネイル
癒し・自然志向アコースティック/ハワイアンオーガニック系サロン・自然派エステ

落ち着き・リラックス → ヒーリングミュージック

ヒーリングミュージックは、リラクゼーション目的で作られた音楽ジャンルです。穏やかなテンポ、自然音(波音・小鳥のさえずり)、ゆったりとしたピアノやシンセサウンドが特徴で、「1/fのゆらぎ」と呼ばれる自然界と同じ規則性のないリズムが心拍や呼吸を落ち着けるとされています。

シャンプー台・ヘッドスパ・まつエク・エステの施術中など、お客様が目を閉じてリラックスしているシーンに最適です。インストゥルメンタルが中心で、歌詞による刺激がない点も施術中のBGMに向いています。

おしゃれ・洗練 → ジャズ/ボサノバ

ジャズはアメリカ発祥の即興演奏が魅力のジャンル、ボサノバは1950年代後半にブラジルで生まれたサンバとジャズを融合した音楽です。どちらも軽快で柔らかく、上品で洗練された印象を与えます。

「大人の女性の隠れ家サロン」「カフェ併設の美容室」「ヘアサロン×ギャラリー」のような、おしゃれと落ち着きを両立したい店舗に向きます。歌詞のあるボーカル曲よりも、インストゥルメンタル中心のプレイリストを選ぶと施術中の会話を邪魔しません。

カジュアル・親しみやすい → ポップス(インスト中心)

ポップスは大衆的で親しみやすく、幅広い世代に受け入れられやすいジャンルです。ファミリー層やカット専門店、地域密着型の美容室など、誰でも気軽に来られる雰囲気を作りたいお店に向きます。

ボーカル入りのヒット曲ばかりだと施術中に歌詞が気になることがあるので、インストゥルメンタル・アコースティックアレンジのプレイリストを選ぶと、適度な活気と落ち着きのバランスが取れます。

スタイリッシュ・モダン → エレクトロ/ハウス

エレクトロやハウスは、シンセサイザーやドラムマシンを主体とした電子音楽です。鋭いリズムと洗練された電子音が、都会的でスタイリッシュな雰囲気を作ります。

デザイナーズ系の美容室、トレンド感を打ち出すヘアサロン、20〜30代の若い客層が中心の店舗に合います。ただしクラブのようなアップテンポの曲は施術の邪魔になるので、「チルアウト系」「ダウンテンポ系」のエレクトロチル・ナイトチル系プレイリストを選ぶのがコツです。

高級感・上質 → クラシック/ピアノソロ

クラシック音楽やピアノソロは、上質で格調高い空間を演出します。バイオリン・ピアノの独奏や、室内楽(数人編成)の小規模なクラシックは、流れていることを意識させない自然な高級感を作り出します。

高級美容室・上質なサロン・スパリゾート・ホテル併設サロンのような、客単価が高めの店舗に向きます。ただし大編成のオーケストラ作品は迫力が強すぎるため、ピアノソロや弦楽四重奏くらいの軽やかな編成を選ぶのが無難です。

トレンド感・若い客層 → 洋楽R&B/K-POP

10〜30代の若い客層をターゲットにするなら、洋楽R&BやK-POPは強力な選択肢です。Bruno Mars、Dua Lipa、Megan Thee Stallion、Ella Mai、IVE、NewJeansなど、SNSで話題のアーティストの楽曲は、お客様の店内体験を「映える」ものにし、SNS拡散にもつながります。

ただし、洋楽・K-POPはサブスクでの個人契約での店舗利用が規約違反になるため、店舗向けBGMサービスの「洋楽R&B」「K-POP」プレイリストを使うのが安全です。

癒し・自然志向 → アコースティック/ハワイアン

アコースティックギター中心の楽曲や、ハワイアンミュージックは、オーガニック系・ナチュラル系のサロンに合います。ウクレレ・スチールギター・ハーモニカなど自然由来の楽器音が、店内の植物や木目調のインテリアと調和し、ナチュラルな世界観を強化します。

漢方・アーユルヴェーダ系のサロン、オーガニックコスメを使うエステ、リラクゼーションサロンなど、「自然」「癒し」をブランドコアにする店舗に最適なジャンルです。


業態別BGMの選び方|美容室・ヘアサロン・ネイル・まつエク・エステ・理容室

「サロン」と一括りにされがちですが、業態によって最適なBGMジャンルは異なります。施術内容・滞在時間・客層・お客様の体勢(座位/仰向け)によって、向くBGMは変わります。

業態おすすめジャンルポイント
美容室・ヘアサロンジャンル多様(ジャズ/ポップス/R&B)施術時間が長いので時間帯で変化を
ネイルサロンヒーリング/ジャズ施術者の集中を妨げないテンポ
まつエク(アイラッシュ)ヒーリング/自然音お客様は目を閉じて仰向け
エステサロン・スパヒーリング+自然音完全リラックス重視
理容室ジャズ/クラシック/ニュース系ラジオ男性客に親しまれる定番ジャンル
自宅サロン・個人サロン業態に合わせ柔軟に月額コスト重視・スマホ対応

美容室・美容院・ヘアサロン → ジャンル多様、時間帯で変化を

美容室・美容院・ヘアサロンは施術時間が1〜2時間以上に及ぶことが多く、同じBGMをループし続けるとお客様が飽きを感じます。朝はアコースティック中心、昼はポップス、夕方〜閉店はR&B・ジャズというように、時間帯で雰囲気を変える設計が向いています。

タイムスケジュール機能(時間帯別の自動切り替え)があるBGMサービスを使うと、スタッフが操作する手間なく雰囲気が切り替わります。

ネイルサロン → 静かで集中しやすいヒーリング・ジャズ

ネイルは、施術者の集中力が仕上がりに直結します。テンポの速い曲やボーカルの強い曲は、ネイリストの手元の集中を妨げることがあります。

ヒーリングミュージック、ジャズ(インスト中心)、ボサノバなど、テンポが穏やかで歌詞のない楽曲が向きます。お客様も座位で長時間過ごすため、リラックスできる音作りが重要です。

まつエク(アイラッシュ)→ 完全リラックス系(ヒーリング)

まつエクの施術は、お客様が目を閉じて仰向けで1〜2時間過ごします。視覚情報がなくなる分、聴覚に対するBGMの影響は他業態よりも大きくなります。

歌詞のあるボーカル曲は意識を引きつけてしまい、リラックスが妨げられます。完全インストゥルメンタルのヒーリング系・自然音系・アンビエント系を選びましょう。

エステサロン・スパ → ヒーリング+自然音

エステ・スパでは、お客様の心身のリラックスが施術効果そのものに影響します。ヒーリングミュージックに加えて、波の音・川のせせらぎ・小鳥のさえずりなどの自然音が含まれたプレイリストを選ぶと、施術ベッドの雰囲気が整います。

照明・アロマ・タオルウォーマーといった他のリラックス要素と組み合わせ、五感全体で「非日常」を演出するのがコツです。

理容室 → ジャズ・クラシック・ニュース系ラジオも可

理容室の客層は男性中心で、年齢層もやや高めです。ジャズ・クラシック・昭和のスタンダードナンバー(インスト版)など、落ち着いたジャンルが定番です。

シェービング中など顔を覆われる時間が長いシーンでは、聴覚への刺激が小さい穏やかなBGMが向きます。地域密着型の理容室なら、地上波ラジオを流しているお店も多く、お客様との会話のきっかけになる場合もあります。

自宅サロン・個人サロン → 月額コスト重視・スマホ対応

自宅サロンや個人経営の小規模サロンは、月額コストの低さと操作の簡単さが優先されます。月額1,000〜2,000円台のスマホアプリ型BGMサービスがフィットします。

また、自宅兼サロンの場合は近隣への音漏れに注意し、スピーカーの音量・配置を慎重に設計する必要があります。スマホやタブレットだけで完結するBGMサービスを選べば、施術ルームと生活空間で別の音楽を流すといった使い分けも簡単です。


シーン別BGM設計|時間帯・施術エリア別の選曲術

同じ美容室でも、時間帯と施術エリアでお客様の状態は大きく変わります。一日中同じプレイリストを流すよりも、シーンに応じてBGMを切り替えるほうが、お客様体験は格段に向上します。

時間帯別の設計

時間帯おすすめジャンル狙い
朝(開店〜10時)アコースティック・ボサノバ爽やかさ・1日のスタートの活気
昼(10〜15時)ポップス・ジャズ明るく親しみやすい接客モード
夕方〜夜(15〜閉店)R&B・ピアノソロ落ち着いた大人の時間
閉店前スロージャズ・ヒーリングラストのお客様にゆったり過ごしてもらう

施術エリア別の設計

エリアおすすめジャンル音量目安
受付・待合控えめなジャズ・ボサノバ小〜中(会話のしやすい音量)
カット・カラー席ポップス・R&B(インスト寄り)中(適度な活気)
シャンプー台ヒーリング・自然音小(耳元なので控えめに)
まつエク・エステ施術アンビエント・ヒーリング小(リラックス重視)
バックヤード・スタッフルームポップス・モチベ系中〜大(スタッフのテンション維持)

スピーカー配置と音量の実務

サロンBGMでは、スピーカーの配置と音量も重要な設計要素です。受付近くだけにスピーカーがあると、奥のシャンプー台では音が届かず、逆に1台で大音量にすると会話がしにくくなります。

天井埋め込み型・壁掛け型のスピーカーを2〜4箇所に分散配置し、各エリアで均一に聞こえるよう調整するのが理想です。

音量の目安は、施術中の会話が無理なくできる「BGM+会話+ハサミの音」が同時に成り立つレベル。スマホの騒音計アプリで測ると、店内の平均音量が55〜60dB前後、BGM単体で40〜50dB程度に収まると快適です。

住宅地に立地するサロンや自宅サロンの場合、外への音漏れに注意し、夜の時間帯はやや控えめに設定しましょう。


美容室・サロン向けBGMサービス7選 比較表【2026年4月版】

ここからは、美容室・サロンで使える主要なBGMサービス7社を比較します。料金・対応端末・著作権処理・無料トライアルを一覧でまとめました。

サービス月額(最安)初期費用業態別プレイリスト対応端末無料トライアル著作権処理
BGM Pro980円〜(税込)0円ありiOS / Android / Fire / PCブラウザ7日間(カード不要)自社著作権
モンスター・チャンネル1,880円〜(税抜)0円ありiOS / Android / Fire / PC14日間JASRAC/NexTone代行
OTORAKU3,280円〜(税抜・3年割)3,000円(キャンペーン無料)ありiOS / Android / タブレット当月無料JASRAC/NexTone
USEN MUSIC6,000円〜(税抜)3,000円〜(税抜)あり専用タブレット要問い合わせJASRAC代行
FaRao PRO3,000円〜(税別)要問い合わせありiPad / 光BOX+14日間JASRAC/NexTone
スターデジオ公式非公開0円なし専用タブレット / フレッツ光JASRAC代行
BGMC Station1,078円〜(税込)0円なしiOS / Android / Fire / PCブラウザ14日間自社著作権

※ 価格は2026年4月時点の各社公式情報。最新の詳細は各社公式サイトで必ずご確認ください。

1. BGM Pro — 業態別プレイリストとJASRAC不要が魅力

BGM Pro 公式サイトのスクリーンショット

BGM Pro は、株式会社Easyが運営する店舗向けBGMアプリです。最大の特徴は、業態を選ぶだけで雰囲気に合ったBGMが流れる「業態別プレイリスト」と、自社著作権楽曲のみを使うことでJASRAC申請が不要な点です。

料金は月額980円〜(2年プラン・税込)と業界最安帯で、月額・1年・2年の3つのプランから選択可能。初期費用はかかりません。

無料トライアルは7日間、クレジットカード登録不要・自動課金なしで気軽に試せる設計です。アプリのバックグラウンド再生・自動ループ再生に対応しているため、朝に再生ボタンを押せば閉店まで音楽が途切れません。

iOS・Android・FireOS・PCブラウザに対応し、どの端末からでも操作可能。複数店舗の一括契約にも対応しています。

BGM Pro 公式サイト

2. モンスター・チャンネル — 1,000以上のチャンネルから選べる

モンスター・チャンネル 公式サイトのスクリーンショット

モンスター・チャンネルは、Monstarlab社が運営する店舗BGMサービスです。世界中から500万曲を厳選した1,000以上のチャンネルを擁し、業態・ムード・時間帯・天気に応じた推奨機能が充実しています。

料金は月額1,880円〜(税抜)、初期費用0円。14日間の無料トライアルあり。JASRAC(許諾番号 9010157005Y90190)・NexTone(ID000002474)と契約済みのため、利用者側の著作権手続きは不要です。

特徴的なのは、ジャンルの細分化(ボサノバ/ボサノバアレンジ/オーガニック等、ボサノバだけで複数チャンネル)と、時間帯で曲調が自動的に変わる「(おまかせ)」シリーズ。タイムスケジュール機能で朝・昼・夜の切り替えを自動化できます。

iOS・Android・Fire・PCに対応。アプリ管理が直感的で、操作に迷わない設計です。

モンスター・チャンネル 公式サイト

3. OTORAKU — USEN系・1,500万曲・600以上のプレイリスト

OTORAKU 公式サイトのスクリーンショット

OTORAKUは、株式会社USENが運営する店舗BGMアプリです。1,500万曲以上の楽曲数と600以上のプリセットプレイリストが強み。USEN本体の音楽データベースを活用しています。

料金は通常プラン4,080円/月(税抜・6ヶ月)、2年割3,680円、3年割3,280円。初期費用は3,000円(キャンペーン時無料)。最大31日間の無料トライアル(当月無料)あり。

複数店舗の一括管理機能や、グループ限定の共有機能、ラジオ配信対応など、複数店舗運営オーナーに役立つ機能が揃っています。

JASRAC(9005801052Y90190)・NexTone(ID000000635)・RIAJエルマーク(RIAJ60001018)の三者で著作権処理済み。

OTORAKU 公式サイト

4. USEN MUSIC — AI自動選曲・24時間365日サポート

USEN MUSIC 公式サイトのスクリーンショット

USEN MUSICは、有線放送大手の株式会社USENが提供する法人向けBGMサービスです。最大の特徴は店舗条件・時間帯・天候・来客情報をAIが学習して自動選曲する機能で、店舗側の選曲負担をゼロにできます。

提供形式は専用8インチタブレット(LTE/Wi-Fi)+アンプ+スピーカーのセットで、設置工事をUSENが行います。料金は月額6,000円〜(税抜)、初期費用はLTEモデルでSIM発行手数料3,000円〜、Wi-Fiモデルは要問い合わせ。

24時間365日の電話サポート・全国エンジニアの設置体制があり、トラブル時の安心感は他社を上回ります。

USEN MUSIC Entertainment(映像配信込み)プランの料金は、ライト6,000〜7,980円/月・初期費用100,000〜125,000円、スタンダード8,980〜11,480円/月・初期費用100,000〜150,000円(税抜)。

USEN MUSIC 公式

5. FaRao PRO — 日本コロムビア系・タイマー機能と本部一括管理

FaRao PRO 公式サイトのスクリーンショット

FaRao PROは、日本コロムビア株式会社(Nippon Columbia Group)が運営する店舗BGMサービスです。500以上のチャンネルを擁し、タイマー(時間帯別自動切替)・店内アナウンス挿入・センター管理(本部から複数店舗の設定制御)といった法人運営に向く機能が特徴です。

料金は月額3,000円〜(税別)、初期費用はプランにより異なります。14日間の無料トライアルあり。

iPad向けアプリ版と、テレビに繋ぐ光BOX+版の2形態。多店舗チェーンを運営する美容室・サロンに向く設計です。

JASRAC(6575249110Y90192)・NexTone(ID000002158)処理済み。

FaRao PRO 公式サイト

6. スターデジオ — 第一興商系・110チャンネル

スターデジオ 公式サイトのスクリーンショット

スターデジオは、カラオケDAMを運営する株式会社第一興商の業務用BGMサービスです。110チャンネルの専門編成で、J-POP・演歌・洋楽・ジャズ・クラシック・K-POPなど幅広いジャンルをカバー。

提供形態は、専用タブレット型の「スターデジオAir」、フレッツ光経由の「スターデジオ光」、衛星放送の「スターダム映像サービス」の3種類。料金は公式非公開で要問い合わせ(参考:Air 4,950円/月・光 4,400円/月とする他社比較記事の記載値あり)。

JASRAC処理済み・著作権使用料込み。第一興商グループの安定運用が魅力です。

スターデジオ 公式サイト

7. BGMC Station — 生演奏インスト中心・カフェ系サロンに最適

BGMC Station 公式サイトのスクリーンショット

BGMC Stationは、株式会社CLAP'sが運営する店舗BGMサービスです。YouTubeで1,500万人以上が登録する「Cafe Music BGM channel」の楽曲を、店舗で商用利用できるようにしたサービスで、全曲が生演奏のインストゥルメンタルで収録されているのが最大の特徴です。

料金は月額1,078円〜(税込)、初期費用0円、14日間の無料トライアルあり。約10,000曲以上の楽曲を保有しています。iOS・Android・FireOS・ブラウザに対応し、バックグラウンド再生・複数店舗利用にも対応しています。

ジャズピアノやアコースティックギターの自然な響きで、カフェ併設の美容室、オーガニック系サロン、ヒーリング重視のエステなどにマッチします。一方で、ジャンルがカフェ系インストに特化しているため、トレンド系や若い客層向けのヘアサロンには選択肢が少なく感じる場合があります。

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BGM Proが美容室・サロンに選ばれる理由

ここまで7社を比較してきましたが、改めて美容室・サロンの観点から BGM Pro が選ばれる理由をまとめます。

業態別プレイリストで雰囲気作りが簡単

BGM Proは、幅広い業態別プレイリストを用意しています。業態を選ぶだけで、その雰囲気に合った楽曲が流れる仕組みなので、選曲の知識やセンスがなくても、即座にお店に合うBGMが整います。

「リラクゼーション系のサロン」「カフェのような美容室」「トレンド系ヘアサロン」など、コンセプトに合わせた選択が可能です。

iOS / Android / FireOS / PCブラウザに対応

BGM Proは、ほぼすべての端末で動作します。iPhoneでもAndroidタブレットでも、FireタブレットでもPCのブラウザでも、同じアカウントでログインすれば同じプレイリストを使えます。

すでに店舗にあるタブレットやスマホをそのまま使えるので、専用機器の購入や設置工事は一切不要です。

バックグラウンド再生・自動ループ再生

スマホやタブレットでBGMを流していても、画面をオフにしたり他のアプリを開いたりすると音が止まる、という経験は多いはず。BGM Proはバックグラウンド再生に対応しているため、画面オフでも音楽は流れ続けます

加えて、自動ループ再生機能により、プレイリストの最後の曲が終わると最初に戻って再生が継続。朝に再生ボタンを押せば、閉店まで音楽が途切れない設計です。

JASRAC申請不要(自社著作権楽曲のみ)

BGM Proは、自社が著作権を保有する楽曲のみを配信しています。JASRACやNexToneへの個別の申請・支払いは不要で、月額料金のみで合法的に店舗BGMが使えます。

「BGM Proを使っているのに、別途JASRACから請求が来た」という事態は構造的に起こりません。

月額980円〜・初期費用0円

料金は2年プランで月額980円〜(税込)、1年プランで1,480円、月額プランで1,980円。初期費用は0円です。

主要競合と比べても最安帯で、有線放送(USEN等)の月額3,000〜6,000円と比較すると半額以下。複数店舗を運営している場合は一括契約が可能です。

7日間の無料トライアル(カード登録不要)

無料トライアルは7日間。クレジットカード登録不要・自動課金なしなので、「うっかり解約し忘れて課金された」という心配がありません。

実際にお店で再生して、雰囲気に合うか・操作はしやすいか・スタッフが扱えるかを確認してから契約判断できます。

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美容室・サロンへのBGM導入5ステップ

実際にBGMサービスを導入する流れは、次の5ステップで完結します。所要時間は早ければ30分程度です。

STEP 1:店舗のコンセプト・ターゲット顧客を整理 お店の雰囲気(落ち着き/カジュアル/高級/トレンド)と、ターゲット客層(10〜30代女性/30〜50代女性/男性中心など)を整理します。コンセプトが明確になっていれば、最適なBGMジャンルは自動的に絞られます。

STEP 2:BGMサービスを比較・選定 本記事の比較表をもとに、料金・機能・著作権処理を比較。月額予算と必要な機能(業態別プレイリスト・タイムスケジュール・複数店舗対応)から候補を2〜3社に絞ります。

STEP 3:無料トライアルで音質と操作感を試す 候補のサービスで無料トライアルを実施します。BGM Proなら7日間・カード登録不要なので、リスクなく試せます。実際に営業時間中に流して、お客様の反応・スタッフの操作のしやすさ・曲のラインナップを確認します。

STEP 4:スピーカー配置と音量を調整 店内のスピーカー配置と音量を調整します。受付・施術エリア・シャンプー台で均一に聞こえるよう、スピーカーを2〜4箇所に分散配置するのが理想。音量は会話の邪魔にならない程度に抑えます。

STEP 5:朝の開店ルーティンに「BGM起動」を組み込む スタッフ全員が朝の開店時にBGMを起動できるよう、手順を共有。バックグラウンド再生・自動ループ機能のあるサービスなら、朝に1回ボタンを押すだけで閉店まで音楽が続きます。タイムスケジュール機能があれば、時間帯ごとの自動切り替えも設定しておきましょう。


よくある質問(FAQ)

Q1:YouTubeを美容室・美容院で流すのは違法ですか?

YouTubeの利用規約では、コンテンツの商用利用は原則として認められていません。美容室・美容院・サロンで業務として再生する行為は規約違反であり、著作権法上の違反にあたる可能性があります。

「うちの美容室はみんなどうしてるの?」と気になるかもしれませんが、近年はYouTubeから店舗向けBGMサービスへの切り替えが一般的です。月額1,000円台から使える店舗向けBGMサービスへの切り替えをおすすめします。

Q2:JASRACの著作権使用料はいくらかかりますか?

店舗面積によって異なりますが、500㎡以下の小規模美容室・サロンの場合、JASRACの店舗BGM使用料は年額6,000円程度が目安となるケースが多いとされています。

ただしこれはJASRAC管理楽曲のみの使用料で、NexTone管理楽曲や著作隣接権(レコード会社の権利)は別途必要です。実務的には、すべての権利処理を済ませている店舗向けBGMサービスを使うほうが、手間とコストの両面で合理的です。

最新の使用料規定は、必ずJASRAC公式で確認してください。

Q3:個人サロン・自宅サロンでもBGMサービスは必要ですか?

はい。店舗の規模(個人サロン・自宅サロン含む)にかかわらず、お客様にBGMを聞かせる行為は「公衆への伝達」にあたります。Spotify・YouTube等の個人サブスクは規約違反になる可能性があるため、月額1,000〜2,000円の店舗向けBGMサービスを使うのが安全です。

BGM ProやBGMC Stationなど、月額1,000円台から使えるサービスもあります。

Q4:CD音源を美容室で流す場合はどう許諾を取りますか?

市販CDの楽曲を店舗で流す場合、JASRAC(または NexTone)と著作隣接権者(レコード会社等)の両方から許諾を得る必要があります。

JASRACは店舗面積による包括契約でカバーできますが、著作隣接権者ごとの個別交渉は現実的に困難です。実務上は、CDではなく権利処理済みの店舗BGMサービスを使うことが推奨されます。

著作権フリーCD(クリエイティブ・コモンズ等)であれば許諾なしで使える場合もありますが、商用利用可かどうかをCDごとに必ず確認しましょう。

Q5:施術中にスタッフが個人のSpotifyやApple Musicから好きな曲を流してもいいですか?

スタッフ個人のスマホからSpotify・Apple Music等を流すのは、サービスの利用規約上NGです。「スタッフの個人契約だから」という理由は通用しません。お客様(公衆)に向けて店内で再生している時点で、契約者個人ではなく店舗での利用とみなされます。

スタッフの好みを尊重したい場合は、店舗向けBGMサービスのプレイリストの中から、スタッフが自由に選べる範囲を決めておく運用がおすすめです。BGM Proなら、ジャンル・業態別の複数のプレイリストから自由に切り替えできます。

Q6:BGM Proと有線放送(USEN等)はどちらが向いていますか?

比較項目BGM Pro有線放送(USEN等)
月額コスト980円〜3,000〜6,000円
専用機器不要(既存スマホ・PCで可)必要(設置工事あり)
サポートアプリ操作中心24時間365日電話対応
楽曲のラインナップ自社著作権楽曲(J-Pop等の有名曲は含まれない)J-Pop等の有名曲を含む1,000以上のチャンネル
向く店舗個人〜中規模サロン・コスト重視J-Pop等の有名曲を流したい店舗

コスト・操作の手軽さを重視するなら BGM Pro、J-Pop等の有名曲をどうしても流したいなら USEN MUSIC という棲み分けです。

Q7:複数店舗を運営している場合の契約はどうなりますか?

ほとんどの店舗向けBGMサービスは、複数店舗の一括契約に対応しています。

  • BGM Pro:複数店舗一括契約可能
  • モンスター・チャンネル:複数アカウント10%オフ
  • OTORAKU:グループ限定共有・店舗ごと管理
  • FaRao PRO:本部一括管理(センター管理機能)

店舗数が多い場合、サービスごとの「複数店舗割引」「本部管理機能」の有無を比較し、運用コストと管理工数のバランスで選ぶのがおすすめです。

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まとめ:美容室・サロンBGMは「BGM Pro」がおすすめ

美容室・サロンでBGMを流す際の重要ポイントを再度整理します。

  • 個人向け音楽サブスク(Spotify、Apple Music、YouTube Music、Amazon Music)の店舗利用は規約違反であり、著作権法違反のリスクもあります
  • 店舗向けBGMサービスは、JASRAC・NexToneの手続き不要で月額1,000円台から使える合法的な選択肢
  • 業態(美容室/ネイル/まつエク/エステ/理容室/自宅サロン)ごとに最適なジャンルは異なるため、業態別プレイリストのあるサービスを選ぶと選曲が楽
  • 時間帯と施術エリアでBGMを使い分けると、お客様体験は格段に向上する

この記事で紹介した7サービスは、いずれも無料トライアルや月額契約を用意しています。各サービスの特徴を踏まえつつ、気になったサービスはまず無料トライアルでお店に合うかどうかを試してみてください。実際に音を流してみて初めてわかる「うちのサロンに合うか」「スタッフが操作できるか」「スピーカーで聴いた時の音質」が、失敗しないBGM選びの近道です。

迷ったら、月額980円〜・初期費用0円・JASRAC申請不要・業態別プレイリストBGM Pro がおすすめです。クレジットカード登録不要の7日間無料トライアルがあるので、実際にお店で使ってみてから判断できます。

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この記事の著者

網谷泰平

BGM Pro 編集責任者

店舗BGMアプリ「BGM Pro」を運営する店舗音楽の専門家。飲食店・美容室・サロン・ホテル・クリニックなど全業種に最適な店舗向けBGMの制作・選定に累計3,000曲以上携わってきました。マガジンでは、著作権・業種別の選曲ノウハウ・店舗の雰囲気づくりなど、現場で役立つ情報の企画・執筆・監修を担当しています。