バーBGM完全ガイド|業態別おすすめジャンル・サービス3選・著作権対策まで徹底解説【2026年版】

バーやラウンジのBGMは、内装や照明と並んで店の印象を決める要素です。1杯目が出てくる前に、客は流れている音楽から「静かに話せる店か」「賑やかに楽しむ店か」を判断しています。ところが多くのオーナーが、個人契約のSpotifyやYouTube Musicをそのまま店で流しており、これは利用規約違反にあたるうえ、著作権法違反のリスクも伴う運用です。
結論からいうと、バー・ラウンジのBGMは業態に合うジャンル選びとJASRAC申請不要の店舗向けBGMサービス(月額980円〜)の2つで解決できます。この記事ではJASRAC公式の使用料規定をもとに、著作権の実額まで整理しました。
迷ったら、月額980円〜(税込)・JASRAC申請不要・バー/ラウンジ向けプレイリスト付き・7日間無料トライアル(カード登録不要)の BGM Pro から試すのが、コスト・著作権・選曲の手間のバランスがよく、もっとも確実です。「バー・ラウンジ」チャンネルや「ナイト・ジャズ」「スモーキー・ブルース」など夜営業向けのプレイリストがあり、再生ボタンを押すだけで営業を始められます。
この記事でわかること
- 業態別(オーセンティック/カジュアル/ジャズバー/ワインバー/スポーツバー/ラウンジ)のおすすめジャンルとBPM目安
- 開店〜深夜までの時間帯別選曲ガイド
- バーでBGMを流す5つの方法の合法性比較(合法4+NG1)
- JASRAC使用料の実額と無許諾リスク
- バー・ラウンジ向けBGMサービスおすすめ3選の比較
- 失敗しない導入5STEPと音量・スピーカーの基本
※ 2026年時点の公開情報をもとにしています。料金や条件は変わることがあるので、必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してください。
目次
- 結論:バーのBGMは「業態に合うジャンル」×「JASRAC申請不要のサービス」で決まる
- バーでBGMが果たす4つの役割
- 【業態別】バー・ラウンジのおすすめBGMジャンル6パターン
- 時間帯別の選曲ガイド|開店直後〜深夜・クローズ前まで
- バーでBGMを流す方法の合法性早見表【5パターン徹底比較】
- バー・ラウンジ向けBGMサービスおすすめ3選【2026年版】
- JASRAC使用料の実額シミュレーション【バー規模別】
- バー向けフリーBGM素材サイトという選択肢
- 失敗しないバーBGM導入5STEP
- バーBGM運用の4つの注意点|音量・スピーカー・選曲・深夜の音漏れ
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:バー・ラウンジのBGMはBGM Proで月額980円から
結論:バーのBGMは「業態に合うジャンル」×「JASRAC申請不要のサービス」で決まる
バーBGMの最適解は、オーセンティックならピアノジャズ、カジュアルなら洋楽ポップスといった業態に合うジャンルを選び、著作権処理済みの店舗向けBGMサービスで流すことです。SpotifyやYouTube Musicの個人プランは利用規約で「個人・非営利目的に限る」と定められているため店舗で流すと規約違反になる可能性が高く、JASRACへの直接申請は書類手続きと年間使用料の管理が必要になります。
店舗向けBGMサービスなら月額数百円〜数千円で著作権処理まで任せられます。中でも BGM Pro は月額980円〜(2年プラン・税込)・初期費用無料・7日間無料トライアル(クレジットカード登録不要)で、「バー・ラウンジ」チャンネルをはじめ夜営業に合うジャズ・ブルース・R&B系のプレイリストを揃えています。
バーでBGMが果たす4つの役割

バー・ラウンジのBGMには世界観の提示・会話のマスキング・滞在時間の設計・記憶に残る店づくりの4つの役割があります。飲食がメインの業態以上に「音」が体験の中心になるため、選曲の影響は居酒屋やカフェより大きく出ます。以下、バー特有の文脈で解説します。
役割1:世界観の提示|1杯目の前に店の第一印象が決まる

バーは内装・照明・音の3要素で世界観を作る商売です。とくに音は入店した瞬間に耳へ届くため、メニューを開く前に「この店はこういう店だ」という第一印象を決めてしまいます。
静かなピアノトリオが流れるオーセンティックバーと、80s洋楽ロックが流れるカジュアルバーでは、同じハイボールでも「過ごし方の期待値」が変わります。選曲は内装と同じレベルで、コンセプトの一部として設計する価値があります。
役割2:会話のマスキング|「隣に聞かれたくない話」を守る

バーは、仕事の相談・恋愛話・込み入った打ち明け話など、「隣の席に聞かれたくない会話」が生まれやすい業態です。BGMには雑音や話し声を音楽に紛れ込ませるマスキング効果があり、適度な音量のBGMがあることで、客は周囲を気にせず会話に集中できます。
カウンター主体の小さな店ほど席同士の距離が近いため、無音の店内では隣の会話が筒抜けになります。静かな店こそ、小さめの音量でもBGMを絶やさないことがプライバシー設計になります。
役割3:滞在時間の設計|テンポで「もう一杯」を促す

BGMのテンポ(BPM=1分あたりの拍数)は客の行動リズムに影響します。一般にアップテンポの曲は飲食のペースを速め、スローテンポの曲はリラックスと長居を促す傾向があるとされています。
客単価型のバーなら、ゆったりしたテンポで滞在を延ばし「もう一杯」を自然に引き出す設計が合理的です。逆に回転も重視するカジュアルバーやスポーツバーでは、ピーク帯だけテンポを上げる使い分けが有効です。
役割4:記憶に残る店づくり|「あの店の音」が再来店を呼ぶ

聴覚の記憶は感情と結びつきやすく、一貫した選曲は「あの店の雰囲気」として記憶に残ります。毎回同じ空気の音楽が流れていること自体が、常連にとっての「いつもの店」の一部になります。
マスターの人柄と並んで、音の一貫性はバーのブランドです。日によってジャンルがバラバラに変わる店は、雰囲気の記憶が積み上がりません。BGMサービスのプレイリストを店の「定番」として固定するのが、もっとも簡単な一貫性の作り方です。
【業態別】バー・ラウンジのおすすめBGMジャンル6パターン
バーのBGMはオーセンティック/カジュアル/ジャズバー/ワインバー/スポーツバー/ラウンジの6業態でおすすめジャンルが大きく変わります。客側も「バーで流れる曲」「バーに合う曲」と検索して来店前に雰囲気を下調べする時代です。「バー向けBGM」と一括りにせず、自店の業態に合わせて選ぶのが失敗しない近道です。まずは早見表で全体を掴んでください。
業態別BGM早見表
| 業態 | 雰囲気 | おすすめジャンル | BPM目安 |
|---|---|---|---|
| オーセンティックバー | 静かな大人の空間 | ピアノジャズ・クラシック | 60〜90 |
| ショットバー・カジュアルバー | 気軽・賑やか | 洋楽ポップス・ロック・ファンク | 100〜125 |
| ジャズバー | 音楽が主役 | モダンジャズ・スウィング・ブルース | 80〜120 |
| ワインバー・ビストロ | 温かみ・会話中心 | ボサノバ・アコースティック | 80〜100 |
| スポーツバー・ダーツバー | 活気・イベント性 | アップテンポ洋楽・ダンス系 | 110〜135 |
| ラウンジ・ホテルラウンジ | 上質・ゆったり | ラウンジミュージック・スムースジャズ | 60〜90 |
オーセンティックバー|ピアノジャズ・クラシックで静寂を設計する

重厚なカウンターで静かにウイスキーを楽しむオーセンティックバーには、歌詞のないピアノジャズやクラシックが定番です。ボーカル入りの曲は会話や思考に割り込むため、インストゥルメンタル中心で組むのが基本です。
BPMは60〜90のスローテンポに揃え、音量は会話がそのまま成立する控えめなレベルに設定します。氷がグラスに触れる音やシェーカーの音が「聞こえる」余白を残すのが、この業態の音響設計です。
BGM Proなら「ナイト・ジャズ」「クラシック・クロスオーバー」「アンビエント・ピアノ」あたりが、この空気に合います。
ショットバー・カジュアルバー|洋楽ポップス・ロックで敷居を下げる

仕事帰りに気軽に立ち寄れるショットバーやカジュアルバー、立ち飲みの酒場寄りの店には、洋楽ポップスやロック、ファンク系がよく合います。外国語の歌詞は日本語ほど会話に干渉しないため、ボーカル入りでも賑やかさと会話の両立がしやすいのが特徴です。
若い客層には現行ヒットのカバーやアップテンポ曲、30〜40代中心なら80s〜90s洋楽が鉄板です。ピーク帯は120 BPM前後で活気を出し、終盤はミドルテンポへ落とすと自然に「締め」の空気が作れます。
BGM Proなら「洋楽ポップス」「ファンク・グルーヴ」「インディー・ポップ」が使いやすい選択肢です。
ジャズバー|「主役の音楽」と「箸休めのBGM」を使い分ける

ジャズバーのBGMは他業態と逆で、音楽そのものが来店動機です。レコードや生演奏を看板にする店では、営業の中心時間は店主の選盤・ライブが主役になります。
一方で、開店直後・休憩時間・ライブの前後など「主役の音楽を流さない時間帯」のつなぎには、主張しすぎないモダンジャズやブルースのBGMが便利です。BGM Proの「スウィング・ジャズ」「ジャズ・ブルース」「スモーキー・ブルース」のようなプレイリストを箸休めとして使い、看板の時間帯と落差をつける構成が実用的です。
なお、生演奏やレコードイベントにはBGMとは別の著作権手続きが必要になる場合があります(詳細はFAQで解説します)。
ワインバー・ビストロ|ボサノバ・アコースティックで会話を温める

ワインバーやビストロ併設バーには、ボサノバやアコースティックギター系の温かみのある音がよく合います。ジャズほど硬質にならず、ポップスほどカジュアルに寄らない中間の質感が、ワインのゆったりした飲み方と噛み合います。
料理を出す店ならディナー帯はボサノバでリズムを作り、食後の時間帯はスローなアコースティックに落とすと、滞在の後半が心地よくなります。BGM Proなら「ボサノバ」「アコースティック・フォーク」「アコースティック・R&B」が候補です。
スポーツバー・ダーツバー|試合とBGMの切り替えを設計する

スポーツバーやダーツバー・アミューズメントバーは、試合中継の音声とBGMの切り替えが選曲設計の中心になります。中継のない時間帯は110〜135 BPMのアップテンポな洋楽・ダンス系で活気を維持し、中継中はBGMを止めるか音量を大きく下げて実況を立たせます。
試合終了後の余韻の時間帯に一段テンションの高い曲を入れると、「もう一杯」の追加注文につながりやすくなります。BGM Proなら「トロピカル・ハウス」「ファンク・グルーヴ」「洋楽ポップス」あたりがこのゾーンです。
ラウンジ・ホテルラウンジ|「ラウンジミュージック」の定義から選ぶ

ラウンジミュージックとは、ホテルのラウンジやバーのような空間で流れる、歌詞のない・穏やかな・テンポの遅い音楽を指す総称です。ジャズピアノ、サックスのスムースジャズ、ボサノバ、アンビエントなどがこの傘に入ります。
ホテルラウンジやラウンジバーでは、会話・待ち合わせ・商談など客の目的がバラバラなため、誰の邪魔もしない「空気のような音」が正解になります。BPMは60〜90、ボーカルなし、音量は控えめが基本形です。
BGM Proなら「バー・ラウンジ」チャンネルのほか、「R&Bラウンジ」「ネオソウル」「チルアウト・エレクトロニカ」で現代的なラウンジも作れます。
時間帯別の選曲ガイド|開店直後〜深夜・クローズ前まで

バーの営業は開店直後・ピーク・深夜・クローズ前の4フェーズでBGMの役割が変わります。同じプレイリストを一晩中流すより、時間帯でテンポを動かすほうが、客の滞在体験と店の回転の両方をコントロールできます。
時間帯別BGM早見表
| 時間帯(目安) | 店内の状態 | BGMの狙い | テンポの目安 |
|---|---|---|---|
| 開店〜21時 | 客がまばら | 入りやすい空気づくり | ミドル(90〜110 BPM) |
| 21〜24時(ピーク) | 席が埋まる | 活気の維持・会話のマスキング | やや高め(100〜120 BPM) |
| 0時〜深夜 | 常連中心・まったり | 滞在の心地よさ・「もう一杯」 | スロー(70〜90 BPM) |
| クローズ前 | 締めの時間 | 自然な閉店誘導 | 最スロー(60〜80 BPM) |
開店〜21時|「無音の店」に入る勇気は誰にもない
開店直後の客がいない時間帯こそBGMが重要です。外から見て無音の店は入りにくく、音が漏れ聞こえる店は営業中だと分かるからです。ミドルテンポの明るすぎない曲で、「開いている」「入っていい」というサインを出します。
この時間帯に1日の基準音量を決めておくと、以降の運用が楽になります。客が増えると人の声で店内騒音が上がるため、基準はやや小さめが正解です。
21〜24時|ピーク帯は「会話が主役、音楽は脇役」
席が埋まるピーク帯は、BGMを1〜2段階上げて会話のマスキングを効かせます。ただしバーの主役はあくまで会話です。音楽に負けて声を張る状態になったら音量オーバーと判断してください。
テンポはやや高めをキープしつつ、曲調の激しい曲は避けます。ボーカルの主張が強い曲を連発すると、カウンター越しの会話が疲れる店になります。
0時〜深夜|スローに落として客単価を取りにいく
日付が変わる頃には、店内は常連とじっくり飲む客が中心になります。ここでテンポを70〜90 BPMに落とすと、時間の流れがゆっくりになり、「もう一杯」が自然に増えます。深夜帯はバーの客単価を作る時間です。
ジャズバラード、スロージャズ、ダウンテンポ系がこのゾーンの定番です。ピーク帯と同じ音量のままだと深夜はうるさく感じるため、音量も1段階下げます。
クローズ前|静かな曲に落として閉店を伝える
クローズ前は最スローの静かな曲に切り替えると、常連客も空気で察してくれます。曲数にして2〜3曲、時間にして15分程度の「クールダウン」を作るのがスマートな閉店誘導です。
この時間帯運用は、手動でやると毎晩の手間になります。BGM Proのスケジュール機能を使えば、時間帯ごとにプレイリストを自動で切り替えられるので、「21時からピーク用」「0時からスロー」を一度設定するだけで毎日再現できます。
バーでBGMを流す方法の合法性早見表【5パターン徹底比較】
バーでBGMを流す方法は大きく5つあり、合法に運用できるのは4つ、個人向けサブスクの流用だけがNG(規約違反であり、著作権法違反のリスクもあります)です。手間・コスト・選曲自由度を含めて比較します。
合法性早見表(合法4+NG1)
| 方法 | 合法性 | 月額コスト目安 | 手間 | 選曲自由度 |
|---|---|---|---|---|
| ① 店舗向けBGMサービス | 合法 | 980円〜数千円 | ほぼゼロ | プレイリスト単位 |
| ② JASRAC直接申請+CD等 | 合法(手続き必要) | 年6,000円(税別)〜+音源代 | 大きい | 完全自由 |
| ③ フリーBGM素材 | 合法(規約確認必要) | 0円〜 | 中程度 | 素材の範囲内 |
| ④ ラジオをそのまま流す | 合法(条件付き) | 0円 | ゼロ | なし |
| ⑤ Spotify等の個人サブスク | 規約違反+著作権法違反リスク | — | — | — |
① 店舗向けBGMサービス|合法・最も手軽
BGM Pro・モンスター・チャンネル・USEN MUSICなどの店舗向けBGMサービスは、事業者側が著作権処理を済ませているため、店側の申請が一切不要です。JASRAC公式も、BGMの音源提供事業者から音源の提供を受けている場合は「事業者がお店などに代わってBGMの著作権使用料を支払っています」として、店側の手続きは不要と明記しています(出典:JASRAC「各種施設でのBGM」)。
月額は980円〜数千円と幅がありますが、アプリを入れて再生するだけという手軽さは共通です。後半の3社比較で料金・機能を横並びにしています。
② JASRAC直接申請+自前音源|合法・手間あり
好きな市販CDやレコードをどうしても流したい場合は、JASRACにBGM利用の申請をして年間使用料を支払う方法があります。500㎡以下の店舗で年額6,000円(税別)です(出典:JASRAC公式)。
ただし注意点が2つあります。1つは、JASRACが管理していないNexTone管理曲などは別途確認が必要なこと。もう1つは、CD音源をPCやスマホに取り込んで店で流す場合、複製の許諾が別に必要になる場合があることです。レコードやCDをそのままかける分には演奏権の処理で足りますが、運用の自由度と手間のバランスは慎重に考える必要があります。
③ フリーBGM素材|合法・ただし規約は素材ごとに違う
DOVA-SYNDROMEなどのフリーBGM素材サイトの楽曲は、規約の範囲内であれば店舗BGMにも無料で使えます。ただし「フリー」の条件はサイトごと・曲ごとに違うため、規約確認の手間が発生します。詳しくはフリー素材の章で解説します。
④ ラジオをそのまま流す|合法・選曲不可
意外に知られていませんが、ラジオやテレビの放送を家庭用の受信機でそのまま流す場合は、著作権法38条3項により手続き不要です(出典:JASRAC公式)。ただしインターネットラジオは対象外になる場合があり、録音して流すのも原則手続きが必要です。
コストゼロの合法手段ですが、選曲もCMも制御できないため、バーの世界観づくりには不向きです。
⑤ Spotify・YouTube Musicの個人プラン|規約違反・著作権法違反のリスク
個人契約のSpotifyをバーで流すのは、利用規約違反であり、著作権法違反のリスクもある運用です。Spotifyは公式に商用利用を認めていません。
利用規約に記載されている通り、Spotifyは個人および非営利目的でのみ使用できます。つまり、バー、レストラン、学校、店舗、サロン、ダンススタジオ、ラジオ局などの事業所で、公にSpotifyを放送または再生することはできません。 (出典:Spotify公式サポート)
Spotifyの規約には「バー」が名指しで書かれています。YouTube・Apple Music・LINE MUSICも同様に個人利用限定です。
バー・ラウンジ向けBGMサービスおすすめ3選【2026年版】
バー・ラウンジ向けのBGMサービスは、BGM Pro・モンスター・チャンネル・USEN MUSICの3つを押さえれば十分です。手持ちのスマホで完結する低価格のアプリ型から、専用機器とサポート込みの最大手まで、提供形態と価格帯がきれいに分かれます。2026年8月時点の各社公式サイトの記載をもとに比較します。
バー・ラウンジ向けBGMサービス比較表
| サービス | 月額(最安プラン) | 初期費用 | 無料トライアル | 対応端末 |
|---|---|---|---|---|
| BGM Pro | 980円(税込・2年プラン) | 無料 | 7日間(カード不要) | iPhone・iPad・Android・Fire・PC |
| モンスター・チャンネル | 1,880円(税抜・2年プラン) | 無料 | 14日間(支払情報不要) | PC・iOS・Android・Fire |
| USEN MUSIC | 6,600円(税込・Wi-Fiモデル)※ | 33,000円(税込)※ | 記載なし | 専用受信端末 |
※ 税込/税別は各社公式サイトの表記に準拠しています。 ※ USEN MUSICの料金は公式サイト非掲載のため、代理店公表の情報にもとづく目安です。 ※ 各社の料金・条件は2026年8月時点の公式サイト記載にもとづきます。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
BGM Pro|バー・ラウンジ向けプレイリスト×月額980円のバランス型

| 最安プラン(税込) | 月額換算 980円 | プラン(税込) | 月額 1,980円 / 1年 1,480円/月 / 2年 980円/月 |
| 業種別プレイリスト | あり(バー・ラウンジ/昭和歌謡・演歌) | ジャンル | オールジャンル(約5,000曲) |
| 対応端末 | iOS / Android / FireOS / PCブラウザ | 無料トライアル | 7日間(カード登録不要) |
特徴
BGM Proは、AI技術を活用して制作したオリジナル楽曲とパブリックドメイン(CC0)由来の音源をもとにした約5,000曲を配信する店舗向けBGMアプリです。すべて商用利用OKで、JASRAC等への申請・追加著作権料は不要です。「バー・ラウンジ」チャンネルのほか、「ナイト・ジャズ」「スモーキー・ブルース」「R&Bラウンジ」「ボサノバ」まで、この記事で紹介した業態別の選曲がプレイリストを選ぶだけで再現できます。
金額
月額980円(税込・2年プラン、23,520円を一括)・1年プランは月額1,480円(税込)・月額プランは1,980円(税込)。初期費用は無料です。
端末
iPhone・iPad・Android・Fireタブレット・PC(ブラウザ)に対応し、専用機器は不要。1契約で使える端末台数に上限がなく、時間帯ごとにプレイリストを自動で切り替えるスケジュール機能と、店内アナウンスの差し込み機能があります。
トライアル
7日間の無料トライアルはクレジットカード登録不要・自動課金なし。今夜の営業からそのまま試せます。
- 月1,000円前後でバー向けの選曲と著作権処理を両立したい店
- 時間帯でBGMを自動切替したい店
- ラウンジらしい上質で静かな空間を作りたい店
- メジャーアーティストの原曲をそのまま流したい店(USEN系の市販音源型サービスが候補)
モンスター・チャンネル|1,000チャンネル以上・ナイトジャズ系も充実

| 最安プラン(税抜) | 月額 1,880円(2年プラン) | プラン(税抜) | 月額 2,880円 / 1年 2,380円/月 / 2年 1,880円/月 |
| チャンネル | 1,000以上(ナイトジャズ等) | 権利処理 | JASRAC等への権利料込み |
| 対応端末 | PC / iOS / Android / Fire | 無料トライアル | 14日間(支払情報不要) |
特徴
モンスター・チャンネル(株式会社モンスターラボ)は1,000以上のチャンネルを持つアプリ型サービスです。ジャズ(インスト)・ナイトジャズ・ラグジュアリークラシックなど夜営業向けチャンネルが揃います。料金にはJASRAC等へ支払う権利料が含まれると公式に明記されています。
金額
2年プランで月1,880円(税抜)・1年プラン2,380円(税抜)・月額プラン2,880円(税抜)。初期費用無料・契約初月無料。2アカウント以上で10%OFFの複数店舗割があります。
端末
PC・iOS・Android・Fireタブレット対応。推奨はiPad・Fireタブレットです。
トライアル
14日間・支払い情報の入力不要。
- チャンネル数の多さから細かく選びたい店
- 複数店舗運営
- 月1,000円以下に抑えたい店
USEN MUSIC|業界最大手・ジャズ番組の夜間編成に強み

| 料金 | 月額 6,600円〜(税込・代理店情報) | 初期費用 | 33,000円〜(税込・代理店情報) |
| 楽曲・チャンネル | 500万曲以上・1,000以上 | 夜営業向け | ジャズ・ステーション(夜間はジャズバー編成) |
| 対応端末 | 専用受信端末(LTE/Wi-Fiモデル) | 無料トライアル | 記載なし |
特徴
USEN MUSIC(株式会社USEN)は店舗BGMの最大手で、著作権処理済みの500万曲以上・1,000以上のチャンネルを専用受信端末で提供します。番組表を見ると「ジャズ・ステーション」は夜間帯を「ジャズ・バーをイメージした編成」にするなど、時間帯で表情を変える放送型ならではの作り込みが特徴です。
金額
公式サイトに金額の記載はありませんが、代理店公表の情報では、Wi-Fiモデルが月額6,600円(税込)・初期費用33,000円(税込)、LTEモデルが月額7,700円(税込・SIM発行手数料込みの初期費用36,300円)です。
端末
専用受信端末(SIM内蔵のLTEモデル/Wi-Fiモデル)。スマホ・PCから操作できます。
トライアル
無料トライアルの記載はありません。
- サポート込みの大手ブランドで揃えたい店
- 初期費用・月額をできるだけ抑えたい店
- 専用機器を置きたくない店
JASRAC使用料の実額シミュレーション【バー規模別】
バーがJASRACへ直接申請してBGMを流す場合の使用料は、店舗面積500㎡以下で年額6,000円(税別)です(出典:JASRAC公式)。カウンター10席前後のバーはもちろん、ほぼすべてのバー・ラウンジがこの最小区分に収まります。
BGM使用料の面積別早見表(年額・税別)
| 店舗面積 | 年額使用料 |
|---|---|
| 〜500㎡ | 6,000円 |
| 〜1,000㎡ | 10,000円 |
| 〜3,000㎡ | 20,000円 |
| 3,000㎡超 | 30,000円〜50,000円 |
月単位の契約(500㎡まで月1,200円・税別)や1曲単位の規定もありますが、通年営業なら年額契約が基本です。
ただし「年6,000円で全部解決」ではない
注意したいのは、この6,000円がJASRAC管理楽曲の演奏権のみの使用料だという点です。NexTone管理楽曲は別途確認が必要で、CD音源をPCやスマホに取り込んで流す場合は複製の許諾が別に必要になる場合があります。また、カラオケや生演奏などBGM以外の音楽利用は別の契約区分になるため、該当する場合はJASRACへの確認が必要です。
無許諾のリスク① 2019年に約41万円の損害賠償判決
JASRACに無許諾で管理楽曲を流していた飲食店に対しては、実際に訴訟と損害賠償命令が出ています。2019年11月、福岡地裁はJASRACが提訴した福岡市内の飲食店経営者に対し、約41万円の損害賠償と管理楽曲の演奏禁止を命じる判決を出しました(出典:JASRAC公式発表・2019年11月26日)。
無許諾のリスク② 著作権法上の罰則規定
無許諾で著作権のある楽曲を店舗で流した場合、著作権法上は10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金(あるいはその両方)が科される可能性があり、法人には3億円以下の罰金規定もあります。ここまでの刑事罰が適用される事例は稀ですが、民事の損害賠償請求は現実に起きています。「小さい店だからバレない」で流し続けるのはリスクの取り方として割に合いません。
「直接申請」と「店舗BGMサービス」どちらが得か
| 比較項目 | JASRAC直接申請+自前音源 | 店舗BGMサービス(BGM Pro) |
|---|---|---|
| 年間コスト | 6,000円(税別)+CD・楽曲購入費 | 11,760円〜(2年プラン換算・税込) |
| 手続き | 申請書類・年次更新が必要 | 一切不要 |
| NexTone・複製権 | 別途確認が必要な場合あり | 考慮不要 |
| 選曲の手間 | 全て自分で用意 | プレイリストを選ぶだけ |
使用料の額面だけならJASRAC直接申請が安く見えますが、音源の購入費と手続きの手間、権利の切り分けの複雑さを含めると、月1,000円前後の店舗BGMサービスに任せるほうが総コストは小さくなるケースがほとんどです。
バー向けフリーBGM素材サイトという選択肢
「バー BGM フリー」で探されるフリー素材も、規約の範囲内なら合法的な選択肢です。ただし「無料」の条件はサイトごとに大きく違うため、2026年8月時点の公式規約を確認した上で代表的な2サイトを紹介します。
DOVA-SYNDROME|店舗利用OK・クレジット不要

国内最大級のフリーBGM素材サイトです。利用ライセンスで「店舗、結婚式、その他イベントでの利用」が背景音楽の利用例として明記されており、商用・非商用を問わず無料、著作権表示も不要です(出典:DOVA-SYNDROME 音源利用ライセンス)。
注意点は2つ。音源をダウンロードして端末やCDなどの外部メディアから再生するのが前提であること、そして作曲者が個別の利用条件を設けている場合はそちらが優先されることです。使う曲ごとに条件確認の手間が発生します。
HURT RECORD|無料だが商用利用は事前申請が必要

BGM素材を無料配布する老舗サイトですが、商用利用の場合は使用者名・公開先・楽曲名などを事前に提示し、許諾メールを受け取る必要があります(出典:HURT RECORD 利用規約)。営利店舗のBGMは規約の商用定義に該当するため、バーで使うなら事前申請が必須と考えるべきです。
フリー素材運用の落とし穴
フリー素材でバーのBGMを揃えるのは可能ですが、実務では次の壁に当たります。
- 曲ごとの規約確認・ダウンロード・プレイリスト化に時間がかかる
- バーの雰囲気に合う曲だけを集めると曲数が限られ、ループ感が出る
- YouTube上の「フリーBGM動画」を流しっぱなしにするのは、YouTube側の利用規約違反にあたる可能性がある
「選曲の手間に時間を使うか、月1,000円前後で任せるか」がフリー素材とBGMサービスの分かれ目です。
失敗しないバーBGM導入5STEP

STEP 1:自店の業態と「音の役割」を決める
業態別の章を参考に、自店がどのパターンに近いかを整理します。「静かに話す店か、賑やかに楽しむ店か」が決まれば、選ぶべきジャンルはほぼ決まります。
STEP 2:BGMサービスを決める
3社比較表から、予算と欲しい機能(スケジュール自動切替・対応端末・サポート体制)で候補を決めます。
STEP 3:無料トライアルで「自店の営業時間」を流してみる
候補サービスを実際の営業で試します。昼の試聴と夜の営業では聞こえ方がまったく違うため、必ず実営業の時間帯で1晩以上流してください。BGM Pro(7日間・カード登録不要)とモンスター・チャンネル(14日間・支払い情報不要)はノーリスクで試せます。
STEP 4:スピーカーと音量を整える
手持ちのスマホ・タブレットをBluetoothスピーカーや既設アンプにつなげば専用機器は不要です。音量は「カウンター越しの会話が普通の声量で成立するか」を基準に、営業中の客入り状態で微調整します。
STEP 5:時間帯スケジュールを組んで固定化する
時間帯別の章のフェーズ分けをスケジュール機能に登録すれば、以降は毎日自動で再現されます。ここまで設定して「開店時に再生ボタンを押すだけ」の運用が完成します。
バーBGM運用の4つの注意点|音量・スピーカー・選曲・深夜の音漏れ
注意点1:音量は「会話が主役」を崩さない
バーのBGMは居酒屋より小さめが基本です。普通の声量の会話がBGMに邪魔されず成立し、かつ隣席の会話が気にならないバランスが正解で、静かなオーセンティックバーなら「意識すると聞こえる」程度まで下げても機能します。客が声を張り始めたら音量オーバーのサインです。
注意点2:スピーカーはカウンターの「後ろから」鳴らさない
バックバーの棚にスピーカーを置くと、マスターの背後から客の正面に直接音が飛び、小音量でも圧を感じさせます。音は客席の斜め上や壁面から回り込ませるのが基本です。天井埋込が理想ですが、賃貸店舗なら壁掛け・棚上のスピーカーを客席に直接向けない配置で十分改善します。
注意点3:選曲の「一貫性」を優先する
その日の気分で歌モノとインストを行き来すると、店の空気が定まりません。基本プレイリストを1つ決めて固定し、変化は時間帯スケジュールでつけるのが、常連の「いつもの店」感を守る運用です。
注意点4:深夜の音漏れは近隣トラブルの火種
深夜営業のバーは、住宅地に近い立地では店外への音漏れが騒音の苦情や自治体の生活騒音指導の対象になり得ます。閉店間際ほど外は静かになるため、深夜帯は音量を下げる方向のスケジュールを組み、ドアの開閉時に漏れる音量を一度店の外で確認しておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q1:バーでSpotifyやYouTube Musicを流すのは違法ですか?
個人向けプランの店舗利用は利用規約違反であり、著作権法違反にあたる可能性もあります。Spotifyの規約には「バー」が利用不可の事業所として名指しされています。店舗向けに著作権処理されたサービスを使うのが確実です。
Q2:バーでよく流れる曲のジャンルは何ですか?
定番はジャズ(ピアノトリオ・スムースジャズ)、クラシック、ボサノバ、洋楽ポップス、ブルースです。オーセンティックバーは歌詞のないインスト系、カジュアルバーは洋楽ボーカル入り、という使い分けが一般的です。詳しくは業態別の章をご覧ください。
Q3:バーのBGMにJASRACへの申請は必要ですか?
市販のCDやレコードを流すなら申請が必要です(500㎡以下で年6,000円・税別)。一方、店舗向けBGMサービスを使えば事業者側が権利処理済みのため申請は不要です。BGM ProのようにJASRAC非管理のオリジナル楽曲のみを配信するサービスも、同様に手続き不要で利用できます。
Q4:バーのBGMの音量はどれくらいが適切ですか?
数値よりも「普通の声量で会話が成立するか」が実用的な基準です。静かな業態ほど小さく、賑やかな業態でも客が声を張らずに話せる上限で止めます。客入りで店内の騒音は変わるため、ピーク帯と深夜で1〜2段階の音量差をつけるのがコツです。
Q5:無料のフリーBGM素材だけでバーを営業できますか?
規約の範囲内なら可能です。ただしDOVA-SYNDROMEはダウンロードして外部メディアから再生するのが前提、HURT RECORDは商用の事前申請が必要など、サイトごとの条件確認と選曲の手間がかかります。曲数を確保しないとループ感も出やすいため、手間とのトレードオフです。
Q6:ラウンジミュージックとはどんな音楽ですか?
ホテルのラウンジやバーのような空間で流れる、歌詞のない・穏やかな・テンポの遅い音楽の総称です。ジャズピアノ、スムースジャズ、ボサノバ、アンビエントなどが含まれます。ラウンジ運営でのBGM選びはラウンジの節で解説しています。
Q7:生演奏やDJイベントを開く場合の著作権はどうなりますか?
BGMとは別の演奏利用にあたるため、JASRACへの別途手続きが必要になる場合があります。管理楽曲を演奏するライブやDJイベントは、社交場・演奏会等の区分で事前にJASRACへ確認してください。オリジナル曲のみの演奏なら手続きは不要です。
Q8:深夜営業でBGMを流し続けても問題ありませんか?
店内で流すこと自体に時間の制限はありませんが、深夜の音漏れは自治体の生活騒音指導や近隣トラブルの原因になり得ます。深夜帯は音量を1〜2段階下げ、ドア開閉時の漏れ音を店外で確認しておくのがおすすめです。
Q9:BGM Proにはバー・ラウンジ向けのプレイリストはありますか?
あります。「バー・ラウンジ」チャンネルのほか、「ナイト・ジャズ」「スモーキー・ブルース」「ジャズ・ブルース」「R&Bラウンジ」「ボサノバ」など、この記事の業態別おすすめに対応するプレイリストを月額980円〜(税込)で利用できます。7日間の無料トライアルはクレジットカード登録不要です。
まとめ:バー・ラウンジのBGMはBGM Proで月額980円から
SpotifyやYouTube Musicをバーで流すのは規約違反にあたり、著作権法違反のリスクも伴います。バー・ラウンジのBGMは、業態に合うジャンルを選び、著作権処理済みの店舗向けBGMサービスで流すのが、コスト・手間・リスクのバランスが取れた結論です。
この記事で紹介したBGMサービスの多くは無料トライアルを用意しています。実際の営業時間に流して、自店の空気に合うかを試してから決めるのが失敗しない選び方です。
迷ったら、バー・ラウンジ向けプレイリストとスケジュール機能を月額980円〜(税込)で使える BGM Pro から試すのがおすすめです。初期費用0円・クレジットカード登録不要の7日間無料トライアルで、今夜の営業からそのまま使い始められます。
※ 2026年時点の公開情報をもとにしています。料金や条件は変わることがあるので、必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してください。
この記事の著者
網谷泰平BGM Pro 編集責任者
店舗BGMアプリ「BGM Pro」を運営する店舗音楽の専門家。飲食店・美容室・サロン・ホテル・クリニックなど全業種に最適な店舗向けBGMの制作・選定に累計5,000曲以上携わってきました。マガジンでは、著作権・業種別の選曲ノウハウ・店舗の雰囲気づくりなど、現場で役立つ情報の企画・執筆・監修を担当しています。
