整体院・整骨院のBGM完全ガイド|リラックスできるおすすめ音楽と著作権の注意点【2026年版】

「施術中が静かすぎて、患者さんとの会話が院内に筒抜けになってしまう」「YouTubeのヒーリング音楽を流しているけれど、著作権的に大丈夫なのか不安」——整体院・整骨院・リラクゼーションサロンのBGMには、こうした悩みがつきものです。
結論から言うと、整体のBGMはヒーリング・ピアノ・自然音などの歌なし(インストゥルメンタル)曲を、会話量に合わせて選ぶのが基本です。そして音源には、商用利用が許諾された店舗向けBGMサービスを使うのが安全です。迷ったら、業種を選ぶだけで雰囲気に合った音楽が流れる BGM Pro(月額980円〜・7日間無料トライアル)から試すのがおすすめです。
この記事でわかること
- 整体院・整骨院でBGMが果たす役割と効果
- 整体院・整骨院・リラクゼーションサロンなど業態別の選曲の考え方
- おすすめの音楽ジャンルとテンポ(BPM)の目安
- 受付から会計まで、施術の流れに沿ったBGM設計と音量の決め方
- YouTube・Spotifyを院内で流すことの著作権リスク
- 整体院で使えるBGMサービスの料金比較
※ 2026年7月時点の公開情報をもとにしています。料金や条件は変わることがあるので、必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してください。
目次
整体院・整骨院でBGMが果たす3つの役割
整体院・整骨院のBGMは「患者さんの緊張をほぐす」「話し声や施術音を目立たなくする」「院の印象をつくる」という3つの役割を担います。単なる背景音ではなく、施術体験の質を底上げする空間づくりの道具です。

1. 患者さんの緊張・不安をやわらげる
整体院や整骨院に来る患者さんは、痛みや身体の不調という不安を抱えています。初めての院なら「どんな施術をされるのか」という緊張も加わります。
静かでゆったりした音楽には、こうした緊張をやわらげる効果が期待できます。医療・施術の現場における音楽の不安緩和効果は研究報告が複数知られており、処置前に音楽を聴いた患者は心拍数や血圧の上昇が抑えられたとする報告もあります。
無音の院内では、患者さんは施術者の一挙一動に神経をとがらせがちです。心地よいBGMがあるだけで、施術ベッドの上での体のこわばりが変わってきます。
2. 話し声・施術音をマスキングする
BGMには、音を「隠す」働きがあります。カーテン1枚で仕切られた施術スペースでは、隣のベッドのヒアリング内容や、ポキポキという施術音がそのまま聞こえてしまいます。
症状や身体の悩みはプライバシー性の高い情報です。適度な音量のBGMが流れていれば、会話が周囲に届きにくくなり、患者さんが症状を話しやすくなります。
施術者側にとっても、無音のなかで手技の音だけが響く状態より、BGMがある方が施術に集中しやすい環境になります。
3. 院の印象・ブランドをつくる
BGMは院の「らしさ」を耳から伝えます。落ち着いたピアノが流れる院と、テレビの音声が流れっぱなしの院では、同じ施術内容でも受ける印象が大きく変わります。
リラクゼーションを重視するなら癒し系、スポーツ整体ならさわやかなアコースティック、と音楽の方向性をそろえることで、「また来たい」と感じてもらえる空間に近づきます。
【業態別】整体のBGM選び — 会話量で決まる
整体・治療系の店舗でBGMを選ぶ最大の判断軸は、ジャンルの好みではなく施術中の会話量です。会話が多い整体院・整骨院は音数少なめのピアノ系、会話が少ないリラクゼーションサロンはヒーリング・自然音系が基本になります。
| 業態 | 施術中の会話量 | BGMの方向性 | 音量の目安 |
|---|---|---|---|
| 整体院・整骨院・接骨院 | 多い(症状確認・説明) | 音数少なめのピアノ/アコースティック | 会話を邪魔しない控えめ |
| リラクゼーション・マッサージ・アロマ | 少ない(静かに過ごす) | ヒーリング/自然音/アンビエント | 空調音が気にならない程度 |
| 鍼灸院 | 少なめ(静寂重視) | 和風インスト/環境音楽 | ごく控えめ |
| スポーツ整体・ストレッチ専門 | 中程度 | 明るめのアコースティック/ボサノバ | やや聞こえる程度 |
整体院・整骨院・接骨院 — 会話優先で「音数の少ない」曲を
整体院・整骨院・接骨院では、痛みの場所や可動域の確認など、施術中の会話が頻繁に発生します。ここで歌入りの曲や音数の多い曲を流すと、施術者の声と音楽がぶつかり、患者さんが聞き返す場面が増えてしまいます。
選ぶべきは、ボーカルなしで音数が少なく、テンポの緩やかな曲です。ピアノソロや、ゆったりしたアコースティックギターが定番です。
リラクゼーションサロン・マッサージ店・アロマ — 「眠れる」レベルの静けさを
リラクゼーションサロンやマッサージ店、アロマトリートメントでは、お客様に静かに過ごしてもらう設計が中心です。うとうと眠ってしまうくらいが理想なので、ヒーリングミュージックや自然音(波・鳥のさえずり・雨音)に近い質感のマッサージ向けBGMが合います。
ただし、静けさを求めて音量を下げすぎると、空調音や隣室の物音がかえって目立ちます。「無音に近づける」のではなく「気にならない音で満たす」のがコツです。
鍼灸院 — 和の落ち着きと静寂のバランス
鍼灸院は施術の性質上、静寂を重視する院が多くなります。和楽器のインストゥルメンタルや環境音楽(アンビエント)など、主張のない音をごく控えめな音量で流すと、張り詰めた静けさをやわらげつつ集中できる空間になります。
整体院・整骨院におすすめの音楽ジャンルとBPM目安
整体の音楽選びは、テンポの目安としてBPM60〜80程度のスローな曲を軸にすると失敗しにくくなります。安静時の心拍数に近いテンポの音楽はリラックスした雰囲気をつくりやすいと言われており、施術のゆったりした手技のリズムとも喧嘩しません。

ヒーリング・アンビエント
整体・リラクゼーションのBGMとして最も定番のジャンルです。メロディの主張が少なく、長時間流しても空間が重くなりません。施術中心で会話が少ないメニューや、リラクゼーションサロンに向いています。
ピアノ(ソロ・スローテンポ)
ピアノソロは「上品さ」と「癒し」を両立できる万能ジャンルです。会話の多い整体院・整骨院でも声とぶつかりにくく、待合スペースから施術スペースまで通しで使えます。
アコースティックギター
ナイロン弦のギターやゆったりしたアコースティック曲は、ピアノよりも少し温かみのある雰囲気になります。かしこまりすぎない、親しみやすい院の空気をつくりたいときに向いています。
自然音・ネイチャーサウンド
波の音、川のせせらぎ、鳥のさえずりなどの自然音は、アロマや照明と組み合わせると没入感の高いリラックス空間になります。リラクゼーションサロンの施術ルームで特に効果的です。
和風インストゥルメンタル
琴や篠笛などの和楽器インストは、鍼灸院や和のテイストの整体院と好相性です。「和の落ち着き」をブランドにしたい院なら第一候補になります。
避けたい音楽
一方で、次のような音楽は整体・治療系の空間には不向きです。
- 歌入りのJ-POP・洋楽ヒット: 歌詞が施術中の会話や説明とぶつかる。患者さんの意識も歌詞に引っ張られる
- テンポの速いアップテンポ曲: ゆったりした手技のリズムと合わず、リラックスを妨げる
- テレビ・ラジオの音声: CMやトークの内容がリラックスとは無関係に耳に入り、院の世界観を壊しやすい
施術の流れに沿ったBGM設計と音量の決め方
整体院のBGMは、受付はやや明るめ・ヒアリングから施術は会話を邪魔しない控えめ、という2段階の音量設計が基本です。患者さんの体験は受付 → ヒアリング → 施術 → 会計・お見送りと続くので、それぞれの場面で「声が自然に届くか」を確認しながら決めていきます。

受付・待合スペース
来院直後は、患者さんの緊張が一番高い時間です。待合には少しだけ明るさのあるピアノやアコースティックを流し、「怖くない場所」だと感じてもらいましょう。
受付での案内や問診票の説明が聞き取りにくくない音量が前提です。
ヒアリング・問診
症状の聞き取りは、正確に聞こえることが最優先です。BGMは受付と同じか、それよりわずかに控えめに。歌入りの曲はこの場面で最も邪魔になるので、院内は終日インストゥルメンタルで統一するのが安全です。
施術中
施術スペースでは、手技のリズムより音楽が前に出ないことが大切です。スローテンポのヒーリングやピアノを、会話がストレスなく成立するギリギリまで控えめにした音量で流します。
会計・お見送り
施術後は身体がゆるみ、患者さんはリラックスの余韻の中にいます。ここで急に明るく大きな音になると余韻が途切れるので、施術中と同じトーンのまま送り出すのがおすすめです。
音量は「施術ベッドの位置」で決める
音量チェックでやりがちな失敗が、スピーカーの近くや受付で音量を決めてしまうことです。基準にすべきは、患者さんが一番長く過ごす施術ベッドの位置での聞こえ方です。
施術ベッドに実際に横になり、「音楽は聞こえるが、会話の邪魔にならない」レベルに合わせてから、他のエリアの聞こえ方を確認する順番で調整しましょう。
時間帯でBGMの空気を変える
整体院のBGMは、午前は明るめ・午後はヒーリング・夜は深い癒し系、と時間帯で3段階に変えるのが目安です。1日を通して同じプレイリストを流し続けるより、時間帯ごとの患者層と院内の空気にフィットしやすくなります。
- 午前: 少し明るめのピアノ・アコースティックで、1日の始まりのすっきりした空気に
- 午後: 定番のヒーリング・スローピアノで、昼下がりのゆったりした時間に
- 夕方〜夜: 仕事帰りの患者さんの疲労感に寄り添う、より静かで深い癒し系に
手動でプレイリストを切り替えるのは忙しい診療の合間では現実的でないため、時間帯ごとにプレイリストを自動で切り替えるスケジュール機能のあるBGMサービスを選ぶと、この運用を仕組み化できます。
BGM Pro のスケジュール機能なら、「午前はアコースティック、午後はヒーリング」のような切り替えを一度設定するだけで毎日自動で実行できます。
整体院のBGMと著作権 — YouTube・Spotifyは要注意
整体院のBGMで最も注意すべきなのが著作権です。YouTubeやSpotifyなど個人向けサービスを院内BGMに使うことは、利用規約違反にあたり、著作権法違反のリスクもあります。「治療の場だから営利じゃない」という理屈は通用しません。

個人向けの音楽配信サービスは店舗利用NG
Spotify・Apple Music・Amazon Music・YouTubeなどの一般向けサービスは、個人が楽しむための契約です。店舗・施設でのBGM利用は規約で認められていません。
利用規約に記載されている通り、Spotifyは個人および非営利目的でのみ使用できます。つまり、バー、レストラン、学校、店舗、サロン、ダンススタジオ、ラジオ局などの事業所で、公にSpotifyを放送または再生することはできません。 (出典:Spotify公式サポート)
検索結果には「整体向けヒーリングBGM」のようなYouTube動画やプレイリストが数多く並びますが、これらを院内で流す行為は、動画・楽曲の権利状態によっては規約違反かつ著作権法違反にあたる可能性があります。
「治療院だから著作権は関係ない」は誤解
整体院・整骨院は患者さんから施術料を受け取る事業所であり、著作権の扱いでは店舗と同じ「施設でのBGM利用」とみなされます。JASRACは、施設でのBGM利用を原則としてライセンス(利用許諾)の対象としています。
ここで誤解が生まれやすいのが「医療系だから免除される」という認識です。JASRACの案内では、手続きが不要になるケースとして次のような利用が挙げられています。
(2)使用料規定上、当分の間使用料免除となる利用 ・福祉施設での利用 ・医療施設(医療法・介護保険法に基づく施設)での利用 (出典:JASRAC公式:BGMオンライン申請)
免除の対象は「医療法・介護保険法に基づく施設」、つまり病院や診療所などです。整体院やリラクゼーションサロンは、医療法上の医療機関ではありません。整骨院・接骨院(柔道整復師の施術所)も病院・診療所とは法的な区分が異なるため、この免除が当然に適用されるとは限らないと考えられます。自院が対象になるか迷う場合は、JASRACに確認するのが確実です。
また、市販CDやダウンロード購入した楽曲も、「購入」で得られるのは私的利用の範囲であり、院内BGMとして流すには別途手続きが必要になる場合があります。
権利処理済みのBGMサービスを使えば手続き不要
こうした手続きを個別に行うのは現実的ではないため、実務上の解決策は商用利用が許諾された店舗向けBGMサービスを使うことです。
店舗向けサービスは、著作権処理をサービス側が済ませている(または権利をサービス側が保有している)ため、契約するだけで院内BGMとして合法的に利用できます。JASRACなどへの申請や追加の著作権料も不要です。
整体院にBGMを導入する4つの方法を比較
整体院でBGMを流す方法は、大きく4つあります。結論としては、低コストで著作権の心配がなく、業種に合った選曲まで任せられる「業務用BGMアプリ」が現在の主流です。
| 方法 | 初期費用 | 月額の目安 | 著作権処理 | 選曲の手間 |
|---|---|---|---|---|
| 業務用BGMアプリ(サブスク) | 0円〜 | 約1,000〜4,000円 | サービス側で処理済み | ほぼ不要 |
| 有線放送 | 契約による | 数千円〜 | 処理済み | 不要 |
| 著作権フリーCD | 1枚数千円 | なし(買い切り) | 申請不要の商品が中心 | 買い足しが必要 |
| フリー音源を自分で集める | 0円 | 0円 | 素材ごとに条件確認が必要 | 大きい |
業務用BGMアプリは、手持ちのスマホやタブレットにアプリを入れてスピーカーにつなぐだけで使えます。月1,000円前後から始められ、業種別のプレイリストが用意されているサービスなら選曲の手間もかかりません。
有線放送は昔ながらの選択肢で、チャンネル数が多く安定していますが、アプリ型と比べるとコストは高めになる傾向があります。
著作権フリーCDは買い切りでランニングコストがかからない一方、曲数が固定されるため「毎日同じ曲の繰り返し」になりやすいのが弱点です。
フリー音源の自力収集は費用こそゼロですが、素材ごとに商用利用可否・クレジット表記の要否を確認する必要があり、院の運営と並行して続けるのは負担が大きい方法です。
整体院向けBGMサービスおすすめ比較
整体院向けBGMサービスは、「料金」「癒し系プレイリストの充実度」「著作権処理」「スケジュール機能」の4点で比較するのが基本です。この4点で比べると、月980円〜で癒し系の選曲とスケジュール機能がそろうBGM Proがバランスの取れた第一候補になります。
| サービス | 月額(最安) | 初期費用 | 無料トライアル | 著作権処理 | スケジュール機能 |
|---|---|---|---|---|---|
| BGM Pro | 980円(2年・税込) | 0円 | 7日間(カード登録不要) | 自社著作権(JASRAC申請不要) | あり |
| BGMC Station | 1,078円〜(税込) | 0円 | 14日間 | 自社著作権(手続き不要) | 記載なし |
| モンスター・チャンネル | 1,880円(2年・税抜) | 0円 | 14日間 | JASRAC/NexTone代行 | あり |
| OTORAKU | 3,280円(3年割・税抜) | 3,000円(税抜・キャンペーンで無料の場合あり) | 最大31日間 | USEN側で処理済み | あり |
| WHITE BGM(CD) | なし(1枚3,080円の買い切り) | CD代のみ | なし | 著作権フリー(申請不要) | なし |
BGM Pro — 業種を選ぶだけ・月980円からの低コスト
BGM Pro は、「整体・サロン」のような業種や雰囲気を選ぶだけで空間に合ったBGMが流れる店舗向けBGMアプリです。ヒーリング・ピアノ・アコースティックなど癒し系の選曲がそろっており、AI技術を活用して制作した約5,000曲のオリジナル楽曲をすべて商用利用できます。
料金は月980円(2年プラン・税込)からで、今回比較したなかでは最安水準です。自社で権利を持つ楽曲のみを配信しているため、JASRACなどへの申請や追加著作権料は一切かかりません。時間帯ごとにプレイリストを自動で切り替えるスケジュール機能にも対応しています。
対応端末はiPhone・iPad・Android・Fireタブレット・PCブラウザで、専用機器は不要です。無料トライアルは7日間、クレジットカード登録不要・自動課金なしで試せます。
BGMC Station — YouTube発のカフェ系BGM
BGMC Stationは、YouTubeの「Cafe Music BGM channel」を運営する株式会社CLAP'sの店舗用BGMサービスです。ジャズ・ボサノバ・アコースティックを中心に10,000曲以上を配信しており、全曲ボーカルなしのため施術中の会話とぶつかりにくいのが特徴です。
著作権手続きは不要で、対応端末はWebブラウザ・iOS・Android・各種TVデバイスと幅広く、14日間の無料トライアルがあります。カフェ系のおしゃれな選曲が中心なので、ヒーリング・自然音を軸にしたい院よりも、明るくカジュアルな雰囲気の整体院・スポーツ整体に向いています。
モンスター・チャンネル — チャンネル数の多いアプリ型
モンスター・チャンネルは、Monstarlab運営のアプリ型店舗BGMサービスです。「癒しのBGM」「ピアノヒーリング」など整体・治療院向けに使えるチャンネルがそろっており、タイムスケジュール機能で時間帯の切り替えも自動化できます。
料金は月1,880円(2年プラン・税抜)からで、初期費用は無料です。JASRAC・NexToneへの手続きはサービス側が代行します。14日間の無料トライアルがあり、2アカウント以上の契約で全アカウント10%OFFになるため、複数院の運営にも向いています。
OTORAKU — USEN運営・選曲の自由度が高い
OTORAKU(音・楽)は、有線放送大手USENが運営するタブレット・スマホ向けBGMサービスです。1,500万曲以上という圧倒的な楽曲数から選曲でき、J-POPや邦楽ヒットも流せるのが最大の特徴です(楽曲数は公式サイト記載・2026年7月確認)。
料金は月3,280円(3年割・税抜)からとアプリ型のなかでは高めですが、著作権処理はUSEN側で完了しています。最大31日間の無料トライアルがあります。癒し系インスト中心の整体院にはオーバースペック気味で、「流行りの曲も流したい」院向けの選択肢です。
WHITE BGM — 買い切りCDでランニングコストゼロ
WHITE BGMは、店舗・施設向けの著作権フリー音楽CDを販売する通販サイトです。「整体院や針鍼灸に合うBGM」という業種カテゴリがあり、ピアノソロ・環境音楽などのCDを1枚3,080円の買い切りで購入できます。
月額費用が一切かからないのが最大のメリットですが、1枚あたりの曲数が限られるため、毎日流すと同じ曲の繰り返しになりがちです。サブスクを使わない方針の院や、開業時にまず1枚だけ用意したい場合の選択肢です。
導入ステップ — BGMは3ステップで流せる
業務用BGMアプリの導入は、思っているよりずっと簡単です。専用機器も工事も不要で、多くの院はその日のうちに使い始められます。
STEP 1:無料トライアルに登録する
気になるサービスの無料トライアルに登録します。BGM Proなら、メールアドレスだけの登録で7日間・クレジットカード登録不要で全機能を試せます。
STEP 2:手持ちの端末をスピーカーにつなぐ
院にあるスマホ・タブレットにアプリを入れ、BluetoothスピーカーやコンポにつなげばOKです。施術スペースと待合が離れている場合は、スピーカーの向きと位置で聞こえ方を調整します。
STEP 3:プレイリストを選んで音量を調整する
「整体・サロン」など業種のプレイリストを選び、施術ベッドの位置で音量を確認します。スケジュール機能があるサービスなら、午前・午後・夜のプレイリスト切り替えもここで設定してしまいましょう。
トライアル期間中に「施術中の会話が快適か」「患者さんの反応はどうか」を確かめてから、本契約に進むのが失敗しない手順です。
よくある質問(FAQ)
Q1:整体院でYouTubeのヒーリングBGMを流してもいいですか?
避けるべきです。YouTubeの利用規約は個人での視聴を前提としており、院内BGMとしての再生は規約違反にあたります。流している動画・楽曲の権利状態によっては、著作権法違反にあたる可能性もあります。
「作業用BGM」「整体向けBGM」と題した動画でも、店舗・施設で流してよいかは別問題です。院内では商用利用が許諾されたBGMサービスを使いましょう。
Q2:病院やクリニックでよく流れている音楽は何ですか?
クラシック・ピアノ・ヒーリング系のインストゥルメンタルが定番です。待合室の不安をやわらげ、診察や患者さんの呼び出しの声を邪魔しないことが選曲の条件になるため、歌詞のない穏やかな曲が選ばれています。
大きな病院のロビーではクラシックやピアノ、クリニックの待合室ではヒーリングやボサノバなど、施設の規模や診療科によっても使い分けられています。整体院・整骨院のBGM選びも、この「不安をやわらげ、声を邪魔しない」という考え方は共通です。
Q3:ヒーリング効果のある音楽とはどんな音楽ですか?
一般に、テンポがゆっくり(BPM60〜80程度が目安)で、メロディの起伏が穏やかなインストゥルメンタルや自然音を指します。安静時の心拍に近いリズムが、リラックスした状態をつくりやすいと言われています。
「この曲なら必ずリラックスできる」という万能曲はないため、院の雰囲気と患者層に合わせて、施術中に試しながら選ぶのが現実的です。
Q4:BGMの音量はどのくらいが適切ですか?
「施術ベッドの位置で、会話を邪魔せずに聞こえる」レベルが基準です。数値よりも、実際に施術ベッドに横になって確認するのが確実です。
音量を下げすぎると空調音や隣の会話がかえって目立つため、「無音に近づける」より「気にならない音で満たす」感覚で調整してください。
Q5:スマホ1台で院内全体に流せますか?端末を増やすと追加料金はかかりますか?
スピーカーの配置次第では、スマホ1台とBluetoothスピーカーで小規模な院全体をカバーできます。待合と施術スペースで音量を変えたい場合は、端末を分けるのが確実です。
BGM Proの場合、1契約で利用できる端末台数に上限がなく、同一施設内なら複数の部屋で再生しても追加料金はかかりません。
Q6:BGM Proとモンスター・チャンネルの違いは何ですか?
大きな違いは料金と著作権の仕組みです。BGM Proは月980円〜(2年・税込)で、自社で権利を持つオリジナル楽曲のみを配信するためJASRAC等への手続きが構造上発生しません。モンスター・チャンネルは月1,880円〜(2年・税抜)で、JASRAC・NexTone管理楽曲を含む配信をサービス側の手続きでカバーする方式です。
「有名アーティストの原曲がほしい」なら有線放送やOTORAKU、「癒し系インストを低コストで」ならBGM Proが向いています。
まとめ:整体院のBGMは「歌なし×低コスト×著作権安心」で選ぶ
整体院・整骨院のBGMは、ヒーリングやピアノなどの歌なし曲を、会話量と施術の流れに合わせて選ぶのが基本です。そしてYouTubeやSpotifyなど個人向けサービスの院内利用は、規約違反かつ著作権法違反のリスクがあるため避けるべきです。
この記事で紹介したBGMサービスの多くは無料トライアルを用意しています。気になったサービスは、まず無料トライアルで「施術中の会話が快適か」「院の雰囲気に合うか」を実際に確かめてみてください。施術ベッドの上での聞こえ方を試すことが、失敗しないBGM選びの一番の近道です。
迷ったら、癒し系の選曲・月980円〜の低コスト・JASRAC申請不要のバランスが取れた BGM Pro がおすすめです。初期費用0円・クレジットカード登録不要の7日間無料トライアルがあるので、実際に院で使ってみてから判断できます。
※ 2026年時点の公開情報をもとにしています。料金や条件は変わることがあるので、必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してください。
この記事の著者
網谷泰平BGM Pro 編集責任者
店舗BGMアプリ「BGM Pro」を運営する店舗音楽の専門家。飲食店・美容室・サロン・ホテル・クリニックなど全業種に最適な店舗向けBGMの制作・選定に累計5,000曲以上携わってきました。マガジンでは、著作権・業種別の選曲ノウハウ・店舗の雰囲気づくりなど、現場で役立つ情報の企画・執筆・監修を担当しています。
